こんにちは、みやびのです。
本講座は超初心者がどのようにプログラミングを学んでいけばいいかを紹介する講座です。
前回「プログラミング言語の選び方~超初心者のためのプログラミングの始め方講座1~」ではプログラミングの選び方を学びました。
プログラミングにおいて最初の言語は非常に大事です。まだお読みでない方は第1回からお読みください。
さて、第2回となる今回は「プログラミングの始め方」というテーマでお話しします。
プログラミングの勉強を始めることを決めたものの何から始めるべきか迷っている方も多いと思います。
初心者はプログラムを実際に動かすことから始めましょう。
プログラムを動かすと聞くと難しいと感じるかもしれませんが、決して難しくはありません。
本記事では、プログラミングを始める具体的な手順を紹介します。
本記事の内容は以下の通り。
・プログラミングは何から始めるべき?まずは動かせ!
・プログラムの動かし方
プログラミングは何から始めるべき?まずは動かせ!
プログラミングを始める時にまずやるべきことはプログラムを実際に書いて動かすことです。
プログラムを実際に動かすことには以下のメリットがあります。
・基礎勉強する時に理解がスムーズになる
・参考書の内容がわからない時に試すことができる
・モチベーションアップにつながる
基礎勉強する時に理解がスムーズになる
プログラムを動かすことの大きなメリットの1つは基礎勉強する時に理解がスムーズになることです。
「一度もプログラムを動かしていない状態」と「一度でもプログラムを動かしている状態」では理解の進み方が全然違います。
一度でもプログラムを動かしていればプログラムが動くイメージが頭にできるため、ソースコードや参考書の内容が理解しやすいです。
逆にプログラムを一度も動かしていない状態だと、ソースコードや説明を読んでもどう動くかイメージしづらく理解も進みません。
勉強の効率が非常に悪いです
プログラムは動かす手順は簡単です。
初心者でも数分あればできます。
数分の作業でその後の理解が大きく変わるので、勉強を始める前に必ず動かすようにしましょう。
参考書の内容がわからない時に試すことができる
プログラミングの参考書は読んだだけでは理解が難しいことが多いです。
特に初心者の頃はソースコードや説明だけでは理解しづらいことが多いと思います。
わからない時があった時にプログラムの動かし方を知っていれば、「じゃあ、実際に書いてどう動くか見てみるか」という選択ができます。
読んで理解できないことであっても動かしてみたらあっさり理解できることも少なくありません。
動かし方を知っているだけで理解までの時間を大きく短縮できます。
モチベーションアップにつながる
プログラムを実際に動かせば、プログラムを動かすことの楽しさを知ることができます。
プログラムを動かす楽しさが理解できれば、ただ勉強するだけよりもはるかにモチベーションが上がります。
「次はどんなプログラムを作ろうか」
「このプログラムはどんな風に動くのか」
などなど好奇心もわいてくるのでモチベーションの維持もしやすいです。
ずっと基礎勉強だけしていても面白くありません。勉強に飽きたらいろいろなプログラムを書いて実際に動かしてみましょう。
簡単なプログラムでもOKですし、最初はコードが汚くても問題ありません。
とにかくプログラムを実際に書いて、動かすことの楽しさを知りましょう。
プログラムの動かし方
以上のようにプログラムを実際に動かすことには様々なメリットがあります。
「でも、プログラムを動かすのって難しいんじゃないの?」
と考える方がいるかもしれませんが、そんなことはありません。
プログラムを動かすのは簡単です。
パソコンの知識がちょっとあれば誰でもできます。
動かし方を理解すれば、その後の勉強がかなりスムーズになるので必ず先に動かすようにしましょう。
手順は以下の3つです。
・プログラミング言語実行環境のインストール
・プログラムを書く
・プログラムを動かす
いずれも非常に簡単な作業です。スムーズにいけばあわせて5分もかかりません。
プログラミング言語実行環境のインストール
プログラミングを実行するために実行環境を整える作業が必要です。
どの言語も基本的に公式サイトからインストーラーをダウンロードして実行するだけなので非常に簡単にインストールできます。
「Python インストール」など「〇〇(プログラミング言語名) インストール」でググればインストール方法はすぐに見つかります。
Pythonのインストール方法については当サイトでも紹介中。
Pythonプログラミングの始め方〜Windows編〜
Python超入門〜MacOSでプログラミングを始める方法〜
3分程度でインストールできます。
プログラムを書く
専用のソフトなどは特に必要なくメモ帳があれば実行できます。
Pythonのコードを書く場合の例です。
以下のコードをメモ帳にコピペしましょう。
1 | print("Hello World!") |
コピペができたら適当な名前で保存しましょう。保存する際は拡張子に.pyは必ずつけてください。
今回は、sample.pyという名前で保存することにします。
今回はメモ帳を使いましたが、専用のソフトを使った方が勉強や開発の効率がいいので必ず活用するようにしましょう。
Pythonを勉強する場合はPyCharmがおすすめ。
PyCharm無料版のダウンロード方法と基本的な使い方
プログラムを動かす
プログラムを書いたら実際に動かしましょう。
動かす場合はターミナルソフトを開く必要があります。
Windowsの場合は「コマンドプロンプト」、Macの場合は「Terminal」が代表的なターミナルソフトです。
Windowsの場合を例に紹介します。
1.スタート検索で「cmd」と入力
2.コマンドプロンプトをクリック
3.pythonとスペースを入力
4.作成したファイルをコマンドプロンプトにドラッグ&ドロップ
5.Enterキーを押す。
以上の操作を行うと画面に"Hello World!"と表示されます。
スムーズにいけばあわせても5~10分程度なので是非試してみてください。
終わりに
今回は「プログラミングは何から始めればいいか」というテーマでお話ししました。
ネットを見ていると「基礎勉強から始めろ」という意見も多いですが、以下のようなメリットがあるのでまずは動かし方を覚えておいた方がいいです。
・基礎勉強する時に理解がスムーズになる
・参考書の内容がわからない時に試すことができる
・モチベーションアップにつながる
プログラムを動かすと聞くと難しく感じるかもしれませんが、パソコンの知識がちょっとあれば誰でもできる簡単な作業です。
スムーズにいけば5~10分程度で終わります。
今後の勉強の効率にもかかわるので必ず動かし方を覚えておきましょう。
では、今回はこの辺りで。
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