こんにちは、みやびのです。
基本情報技術者(FE)に10回以上落ちています(笑)。
もう何回受けたか忘れましたが20代のうちに無事合格しました。
今回は、そんな私が基本情報技術者(FE)に落ちる人の特徴と改善方法について紹介します。
基本情報技術者は基本的に真剣に勉強すれば誰でも合格できるレベルの試験です。
私のように何回も落ちるのはやる気がないか勉強が足りていないだけですね。
資格がいらないなら別に良いですが、合格したいという方は普段の自分を見直しつつ改善しましょう。

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基本情報技術者(FE)に落ちる人の特徴と改善方法

不合格
基本情報技術者に落ちる人は以下のような特徴があります。

・やる気がない
・試験までモチベーションを維持できない
・受からないと思い込んでいる
・勉強が足りない
・勉強のやり方が間違っている
・毎回同じプログラミング言語で受験している

普段の自分の習慣を見直して当てはまるものがあったら改善しましょう。

やる気がない

情報処理試験を受験する人ってやる気のない人が結構います。
会社や学校に受験を強制されているからです。パワハラじゃねーか
昔の私の会社もそうだったんですが、IT系の会社は社員に情報処理資格を半強制的に受験させます。
が、強制されると人間ってやる気が出ません。
やる気がないので「別に合格しなくてもいいか」という気持ちで受験しています。
資格試験は「自分の意志」で受験することが大事です。
「会社に言われたから仕方なく受験する」
という考えで受験するのは時間とお金の無駄。
合格する可能性が低い場合や資格自体必要ないと考えているなら、会社の指示でも受験はやめておきましょう。(許されるならですが)

試験までモチベーションを維持できない

基本情報技術者試験はかなり分野が広い上に午前・午後と2つの試験があるので勉強は3ヶ月くらいは必要です。
勉強のモチベーションが維持できずに挫折する人は多いと思います。私も何度挫折したことか・・・。
しかも仕事で疲れて帰ってきたのに自由な時間を削ってまで勉強しないといけません。
時間がない人は休み時間などの隙間時間を活用して勉強する必要があります。

受からないと思い込んでいる

「基本情報はどうやってもうからない人がいる」
昔上司に言われた言葉です。
しかし、上記言葉には何の根拠もありません。
事実としてなかなか受からない人はいますが、単に勉強していないかやる気がないだけです。受からないことには必ず原因があります。やるべきことは受からない原因を突き止めて改善すればいいだけです。
私も「受からない人間の方なのか」と思って諦めかけていた時期もありましたが、こんな考えは自分の可能性を閉じるだけですね。
どうせ根拠がない言葉なら「自分なら絶対合格できる」という考えでいた方が10,000倍マシ。
「自分なら絶対合格できる」という考えを持っていればいつか合格に届くと思いますし、例え届かなくても合格を信じて勉強したことは必ずあなたの力となります。

勉強が足りない

言うまでもなく勉強が足りていなければ試験に落ちます。
もし午前問題すら合格できないなら勉強が全然足りていません。
過去問題集を解きまくってまずは午前問題の合格を目指しましょう。
午前問題の勉強方法については「基本情報技術者(FE)の午前問題で70点以上を取るための勉強方法」をお読みだくさい。
午後問題は午前問題の応用が中心ですが、やはり解き方を学んでおかないと合格は難しいです。
午前問題の勉強が終わったら午後問題の勉強もしっかりと行いましょう。
午後問題の勉強方法については「基本情報技術者(FE)の午後問題で70点以上を取るための勉強方法」をお読みだくさい。

勉強のやり方が間違っている

「勉強はたくさんやっているはずなのに全然合格しない」
という方は勉強方法を見直しましょう。
基本的に過去問題集を中心にして勉強をしておけばOKですが、アルゴリズムやプログラミングは実際にプログラムを動かしたりトレースの練習をしたりしないと合格が難しいです。
ここに気づくのに私は結構時間かかってしまい落ち続けました。
アルゴリズムやプログラミングは午後問題の合格のためにはほぼ必須なので必ずプログラムを動かしておきましょう。
アルゴリズムとプログラミングの対策についてはこちらにまとめています。

毎回同じプログラミング言語で受験している

選択しているプログラミング言語で十分に得点が取れているならOKです。
しかし、毎回得点が取れないのに同じ言語を選び続けているのはなら問題があります。
かつての私も思考停止してC言語を選び続けていました。
そして落ち続けました。
試しに表計算に変えたら一発で合格しました(笑)。
もちろん合格できた理由はそれだけではないですが、言語によって難易度が全然違います。
全ての言語を解いてみて最も伸びそうなものを選びましょう。

基本情報技術者に合格するための改善方法

PDCA
基本情報技術者に合格のための改善方法は以下の通り。

・資格を取る目的を明確にする
・勉強する癖をつける
・勉強のやり方を見直す
・プログラミング言語は得点できそうなものを選ぶ

資格を取る目的を明確にする

資格を取る目的を明確にしましょう。
目的を決めておけばモチベーションを保ちやすいです。
逆に目的がないとだらだらと勉強してしまい合格が難しくなります。

・自分の実力をチェック
・就職したい企業に確実に入るために取る
・マウント取りたい

など何でもいいので目的を決めましょう。
目的が思い浮かばないなら取らないのもありです。
ぶっちゃけて言うと情報処理系の資格ってそこまで役に立ちません。
就職・転職に多少有利だったり会社から少額の報奨金を貰える程度です。
報奨金も努力に見合ったものかというと勉強時間を考えると正直微妙。
就職や転職で多少有利と言っても年相応の実績や経験があれば誤差レベルなので全く問題ありません。
とはいえ基本情報を持っていてプラスになることはあれどマイナスになることはないです。取れる可能性が少しでもあるなら取った方がよいですね。
そしてこれからの時代勉強しない人間が生き残ることは不可能と考えていた方がよいです。
勉強するのは情報処理でなくてもよいですが、自分の成長やキャリアに必要なスキルを考えて「何を勉強してどんな資格を取得すべきか考えること」が大事。
成長やキャリアに基本情報が必要だと思ったら何がなんでも取りましょう。

勉強する癖をつける

基本情報をゼロから勉強を始めるとしたら3ヶ月くらいの勉強は必要です。
1日2日勉強してもよほどの天才でない限り合格は難しいと思います。
よって継続的に勉強できるように1日10分でいいので勉強する癖をつけておきましょう。

・休み時間に少し参考書を読む
・通勤時間を活用する
・寝る前に少し読む

などちょっとした隙間時間を活用して勉強することが大事です。

勉強のやり方を改善

「勉強しているのに得点がなかなか伸びない」
という方は多いと思います。
私も午後問題が伸び悩みなかなか合格点に届かない時期が長く続きました。
午後問題が伸び悩んでいるのに思考停止して午前問題ばかり勉強してたためです。
まあ、そりゃあ合格できませんよね。
得点が伸び悩んでいるなら、勉強のやり方を改善することが大切です。
改善は「原因を突き止める」「対策の仮設を立てる」「検証する」の順に行います。
以下は私が改善した時の例です。

例)午後問題が伸び悩んでいるので改善したい
原因:C言語で全然得点できていないから
仮設:プログラミング言語C言語を表計算に変えたら伸びるのではないか
検証:表計算で得点できるか過去問を解いて試してみる

以上のように「なぜ伸びないのか」を明確にしてピンポイントで対策を打っていくことが大事です。
上記を試した結果、午後問題の得点を伸ばすことができたので無事合格することができました。
私の場合は仮設で立てた通りの結果が出ましたが、期待通りの結果にならない場合もあります。
検証結果が期待通りでなかった場合は原因から考え直して新しい仮設を立てましょう。

プログラミング言語は得点できるものを選ぶ

プログラミングの選択問題は全部解いておきましょう。
そして一番伸びそうな言語を集中的に勉強するのがおすすめです。
使ったことがない言語でも結構あっさり解ける場合もあります。
「仕事で使っているから」
など安易な理由で決めずに他の言語の問題も見ておきましょう。
私もC言語で受験し続けた結果、全然解けずに惨敗していました。
しかし、表計算で挑戦したところ一発で合格。
もちろんそれまでの積み重ねもありますが、言語によって得点しやすさが全然違うので自分が最も得点できる言語を選ぶことが大事です。

終わりに

基本情報技術者に落ちる人は以下のような特徴があります。

・やる気がない
・試験までモチベーションを維持できない
・受からないと思い込んでいる
・勉強が足りない
・勉強のやり方が間違っている
・毎回同じプログラミング言語で受験している

自分の習慣を見直しつつ改善しましょう。
基本情報技術者はしっかりと勉強すれば誰でも合格できるレベルの試験です。
私のように何度も落ちてしまう人は単純に勉強の量が足りないか勉強のやり方が間違っているだけです。
なので諦めずに改善しつつ勉強を続けましょう。
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