IT業界とITエンジニア

IT業界の転職で失敗する人の特徴と改善方法

私は2015年にSES企業からWebベンチャー系企業への転職活動をしていました。

最終的に優良な企業に転職することができましたが、転職活動中には様々な失敗がありました
今回はその時の経験も踏まえて、「IT業界の転職でどういう人が失敗するのか?」というテーマでお話しします。

本記事を読めばIT業界の転職で注意すべき点を理解できます。

IT業界の転職で失敗する人の特徴

失敗
転職で失敗する人には以下のような特徴があります。

・転職の目的を決めていない
・自分の実績を軽視している
・自分の実力の範囲で会社を選ぶ
・転職直後に年収が上がると思っている
・今の会社の就業規則を読んでいない

転職の目的を決めていない

転職の目的を決めずに活動していると確実に失敗します。

目的が決まらないと入る会社も絞り込めません。
結果手当たり次第に会社を受けるしかなく、どの会社も「なんか違う」というもやもやが残りますし、軸がないので面接にも通りにくくなります。

仮に転職に成功してもミスマッチとなり、すぐやめることになる可能性が高いです。

私も最初の方の面接では「転職で何を実現したいのか?」という問いに答えることができず苦戦していました。

転職において「転職で何を実現したいか」は非常に重要です。
転職活動を始める前にまずは目的を明確にしましょう。

自分の実績を軽視している

IT業界を目指している人で多いのが、自分の実績を軽視してプログラミングの勉強をしているという人

勉強するのは別によいですが、あなたの実績は本当にIT業界で使えないんですか?

全力で考慮した上でプログラミングを勉強しているならわからないのでもないのですが、思考停止して勉強している人が多いです。

あなたが雇う側だったらちょっと勉強したくらいの人材を雇いますか?
雇いませんよね?

「未経験者でもよい」という募集だったら話は別ですが。

転職の時に新しいことを勉強するのはよいことですが、その前に自分の実績で実現できることを全力で考えましょう。

これまでの実績によっては別にプログラミングを勉強する必要はないかもしれません。
勉強すること自体は悪くないですが、まずは自分の実績を見直しましょう

自分の実力の範囲で会社を選ぶ

自分の実力の範囲で会社を選ぶと失敗しやすいです。

自分の実力の範囲で選んでしまうと結局今の会社と同じような仕事をすることになるのでほとんど成長ができません。

今の会社と同じような仕事するなら別に転職する必要ないんじゃね?

私も転職先は自分の実力でできる会社を選んでいたので、転職前の会社と同じような会社ばかりになっていました。

幸い転職エージェントの担当者の方に新しいスキルが学べる企業を紹介して頂けたので、同じような会社に入るようなことはありませんでしたが、あのまま入っていたら後悔していたと思います。

「いやいや実力がない人なんて雇ってくれないでしょ」
と思うかもしれませんが、応募者の現在の能力だけではなく伸びしろも考えて評価してくれる企業はたくさんあります。

なので伸びしろをしっかり示せれば現在の実力がなくても雇ってもらえます。
なかなか自分で客観的に判断するのは難しいので転職エージェントの担当者に相談しましょう。

転職直後に年収が上がると思っている

基本的に転職しても年収はまず上がりません。

ぶっ飛んで高いスキルを持っているなら話は別ですが、まあ、ぶっ飛んで高いスキルを持っているなら企業の方からお呼びがかかると思います。

転職では自分のスキルや実績を第3者に再評価してもらうだけです。

なので現在のスキルや実績以上に年収が上がることはありません。大きな伸びしろを感じてもらえたら上乗せがあるかもしれませんが。

無論今の会社に不当に評価されているなら上がりますが、正当な評価の場合は、ほぼ変わらないかむしろ下がる可能性があります。

転職での年収アップはあまり期待し過ぎないようにしましょう。

今の会社の就業規則を読んでいない

大抵の会社はやめるまでに3ヶ月くらいの期間が必要です。退職に関するルールは就業規則に明記されているので必ず目を通しておきましょう。

私は転職活動の時に就業規則を完全に見落としていました。

法律上は退職願を出してから2週間で会社をやめることができます。
が、ブラック企業ではない限りは無用なトラブルを避けた方がよいです

仕事の調整とか税金関連とかトラブル対応とか会社は想像以上にあなたのために動いてくれています。なので自分本位でやめるのはやはりダメ。

私も会社員の頃は会社の文句ばかり言っていましたが、独立してからは会社が「いかに社員のために動いてくれていたか」が理解できたので、今では非常に感謝しています。

どうしても早くやめたい場合は会社と相談しましょう。

IT業界の転職で失敗しないための改善方法

IT業界の転職で失敗しないための改善方法
転職で失敗しないための改善方法は以下の通りです。

・転職の目的を明確にする
・転職エージェントの担当者と話し合う
・職務経歴書はがっつり書く
・あなたの実績を活かすことを全力で考える
・3年後の年収を上げよう

転職においては目的と実績が特に大事です。
目的を明確にした後は職務経歴書に実績を全身全霊で書きましょう。

転職の目的を明確にする

目的が明確でなければほぼ確実に転職は失敗します。目的は必ず明確にしましょう。

転職の目的は1つだけにすることが大事です。

「残業も減らしたいし、年収も増やしたいし、スキルも伸ばしたい」
のように欲張ってしまうと選択肢もかなり狭まります。

今のスキルや実績では到底入れないような企業や、全部中途半端な企業ばかりになる可能性が高いです。

他のことは最悪実現できなくても「これだけは絶対に達成する」という目的を1つに絞り込んでください。

そして決めた目的だけは何が何でも実現しましょう。

私は「残業も減らしたいし、年収も増やしたいし、スキルも伸ばしたい」などいろいろ希望はありましたが、最終的に「年収が下がってもスキルだけは絶対に伸ばしたい」に決めました。

結果、選択肢が広がり優良な企業に出会うことができました。また、年収は微増、残業は少ない企業だったので他の目的も達成しています。

転職エージェントの担当者と話し合う

自分ひとりで選ぼうと思うと結局同じような会社を選んでしまいがちです。

なので第三者であり、転職のプロであるエージェントの担当者に相談しましょう。

あなたの希望を伝えてしっかりと議論することが大切です。
ただし、思考停止して転職エージェントに丸投げするのはダメ。

担当者にあげてもらった候補をしっかりと吟味しましょう。

職務経歴書はがっつり書く

転職において実績が9割と言っても過言ではありません。なので実績を書き連ねる職務経歴書は非常に重要。

職務経歴書は全身全霊で書きましょう。

他のどこで手を抜いたとしても職務経歴書だけは絶対に手を抜いたらだめです。

職務経歴書をがっつり書くことには以下のようなメリットがあります。

・自分のスキルや実績を客観的に評価しやすくなる
・自分の強調したい実績もまとめやすくなる
・面接も楽(職務経歴書をちょっと膨らませて話せばOK。質問も職務経歴書に対するものが多くなるので
対策が楽)
・書類選考も通りやすくなる
・企業にあなたの実力が正確に伝わる

上記のように職務経歴書を全力で書くことはメリットしかありません。
私は面接は苦手な方ですが、職務経歴書を全力でまとめたお陰で頭の中が整理できたのでかなり楽になりました。

どんな実績や役に立つかはわかりません。意外な実績が役に立つこともあるのでこれまでにやったことは書けるだけ書きましょう

あなたの実績を活かすことを全力で考える

素晴らしい実績を積んでいる方が多いのに、何の実績もないプログラミングだけで勝負しようとしている方のなんと多いことか。

工場のライン作業とか、簡単な事務処理とか誰でもできる作業ばかりしていたら確かに役に立たない実績かもしれません。

しかし、警備員・清掃員・接客業の肉体労働とか、体力のいるアルバイトをやっていた人であればそれだけで十分強みになります。

私も新卒の時に「警備員のバイトやっていたので体力には自信があります」と言ったら結構ウケがよかったです。
上記は転職ではなく新卒の場合の話ですが、IT業界は体力勝負なので1つのアピールポイントにはなります。

また、接客業をやっていれば、どんな仕事で重要なスキルである顧客対応やコミュニケーションなども鍛えらていると思うのでアピールポイントの1つにすることが可能です。

こういったアピールポイントを見つけて重ね合わせれば意外と強力な武器になります。

そしてIT業界に入りたいだけであれば業種も検討することが大事です。今の業種を最大限に活かせる業種を選びましょう。

「IT業界だからITエンジニア」なんて安易に考えてはいけません。

営業や事務などあらゆる業種を検討しましょう

関連記事>>IT業界に入るために必要なこととは?

3年後の年収を上げよう

年収は最低でも3年後に上がる方法を考えることが大事です。3年としましたが、もう少し長期で見れるなら5年後でも10年後でもOK。

1年や2年での年収アップも不可能ではありませんが、相当努力する必要があります。

転職して年収が上がると思っている方が多いようですが、結局スキルや実績を再評価の機会があるだけなのでほとんど上がりません。

仮に上がってもその後の伸びは鈍くなります。

今よりも年収を上げるなら実績やスキルを増やすしかありません。

なので「どんなスキルや実績を積めば年収が上がるか」「年収を上げられるスキルや実績はどうやったら身につけられるか」を全力で考えましょう。

場合によっては転職せずに資格取得や勉強をした方がよいかもしれませんし、副業の方がよい場合もあります。

年収を上げたい場合は転職に拘らずにあらゆる方法を検討してください。

終わりに

私は転職経験は1度のみですが、転職活動中は多くの失敗をしました。幸い転職期間中に失敗を修正できたので希望にかなり近い企業に就職することができました。

転職活動中に失敗を修正できれば大した問題とはなりませんが、転職後に失敗に気づいた場合は多くの時間と労力が無駄になります。

日本は1度に会社に入ってしまうとなかなか辞めづらいシステムです。なので入った会社がその後の人生に大きく影響します。

転職活動中にできる限り試行錯誤を繰り返して最良の企業を選択しましょう。

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miyabikno

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住んでいるところ:神奈川県。 SIer中小企業(C,VBA):8年(うち5年QA)。Web系ベンチャー(PHP,Javascript,Python):2年。フリーランス:2年。現在はブログをメインに活動しています。

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