こんにちは、みやびのです。
ITエンジニアを10年ほどやっておりました。
今回は、私がITエンジニアに読んで役立った作業効率化に関する書籍を紹介します。
ITエンジニアという仕事をする以上高確率で発生する問題が、残業や休日出勤の多さによって起こる長時間労働です。
長時間労働は体力も精神力も削られてしまう上にプライベートの時間までなくなってしまうので、少しでも減らしたいですよね。
私もITエンジニア時代は少しでも長時間労働を減らすために様々な本を読んで実践してみました。
その結果わかったことは長時間労働を減らすためにはやはり作業効率化が重要だとということ。
作業を効率的に行えば定時間内に多くの仕事が終わるため、長時間の作業をする必要もなくなっていきます。
本記事では、ITエンジニア時代に読んで特に役に立って本を紹介します。
目次
ITエンジニア時代に作業効率化に役立った本5冊
本記事では作業の効率をあげるための本として以下の5冊を紹介します。
・ドラッガーさんに教わったIT技術者が変わる50の習慣
・SEのスピード発想術
・最短で目標を達成する!PDCAノート
・シンプルに結果を出す人の5W1H思考
・残業しないチームと残業だらけチームの習慣
「ドラッカ-さんに教わったIT技術者が変わる50の習慣」
マネジメントで有名なピーター・ドラッカーの考えを元に「ITエンジニアとはどうあるべきか」について書かれた本です。
「仕事のスピードを上げる方法」から「ストレスと戦う方法」など、ITエンジニアとしての基本的な考え方が幅広く書かれています。
ITエンジニアに関する基礎知識が多くつまっているのでまずは一通り読んでみるのがおすすめです。
これからITエンジニアを目指している方には特におすすめで、ITエンジニアがどんな心づもりでいればいいかわかります。
中級者以上のエンジニアにもおすすめで、改めて基礎を学び直したりこれからどんな人生設計をしていくべきかなどなど様々な知識を得ることが可能です。
また、現在抱えている問題に関するページを読むことで解決のためのヒントを得られます。
例えばスキルアップに関する悩みを抱えているなら「第1章 スキルアップ向上の秘訣」のページを、生産性に関する悩みを抱えているなら「第2章 生産性向上の秘訣」を読みましょう。
私もスキルアップに関して苦戦していましたが、「第1章 スキルアップ向上の秘訣」を読んだことでヒントを得られ成長につながりました。
長く使える本なので是非買ってみてください。
SEのスピード発想術
ITエンジニアの作業スピードを上げるための手法が事例を交えて書かれている本です。
「ドラッガーさんに教わったIT技術者が変わる50の習慣」もITエンジニアの作業に関する本でしたが、どちらかというと習慣や考え方など抽象的な話が中心でした。
それに対して「SEのスピード発想術」はより実践的な内容が書かれています。
なのでどちらかというと中級者以上向きの本です。
ITエンジニアの実践的な知識を学びたい方はこちらの本もおすすめ。
様々な事例が書かれているのであなたの仕事と似た事例を探して転用してみるのも面白いですね。
ITエンジニアの仕事に加えてアイデアの評価やマーケティングなどの手法も含まれているので、将来的に戦略などに絡みたい人でも学べることが多いと思います。
ITエンジニアのより実践的な技法も学びたい方は是非ご活用ください。
PDCAのおすすめ実践本「最短で目標を達成する!PDCAノート」
「最短で目標を達成する!PDCAノート」はPDCAサイクルの具体的な実践方法が書かれています。
PDCAサイクルは作業効率化のフレームワークの中ではかなりシンプルな方法の一つですが、意外と有効に活用できていないケースが多いですよね。
私もPDCAという言葉は何度も聞いていましたが、「具体的にどうやればいいんだ」ということがわからずに実践できずにいました。
「最短で目標を達成する!PDCAノート」に出会ってからはPDCAサイクルの具体的な実践手順が理解できたため、うまくPDCAサイクルを回せるようにました。
「PDCAサイクルを導入したけどうまく行かなかったという人」や、「そもそもPDCAサイクルのやり方がよくわからない」という方は是非こちらの本をご活用ください。
「シンプルに結果を出す人の5W1H思考」
PDCAサイクルと並び有名なフレームワークの5W1Hですが、これも「どう使うべきか」と悩んでいる方は多いと思います。
構造が単純なものほど扱いが難しかったりしますよね。
「シンプルに結果を出す人の5W1H思考」では5W1Hの使い方について具体例を交えてわかりやすく紹介されています。
私も「5W1Hってなんなんじゃい」と思っていましたが、「シンプルに結果を出す人の5W1H思考」を読んだことで使い方が理解できました。
5W1Hはシンプルな構造ですが、なかなか使いこなすのは難しいですよね。
5W1Hを使いこなしたい方は「シンプルに結果を出す人の5W1H思考」を読んで勉強してみてください。
「残業しないチームと残業だらけチームの習慣」
ひたすら残業の多いチームと残業の少ないチームに少ないチームの例について書かれている本です。
読んでいると「ああ、うちも当てはまるなあ」という項目もかなり多いと思います。
私も「うちもだあ」と思いながら読んでいました。
中には「サッカーチームは残業が少ないが、野球チームは残業が多い」などなどユニークなものもあるので単純な読み物としても面白いです。
「うちのチームは残業が多いなあ」と悩んでいる方は是非読んでみてください。
まとめ
ITエンジニア時代になると長時間労働が大きな問題となります。
最近は改善されていますが、納期が近い場合などどうしても長時間労働になりやすい時期もありますよね。
長時間労働は体力も精神力も時間も食ってしまうのでできれば避けましょう。
今回紹介した以下の本も活用しつつ、作業改善を考えてみてください。
・ドラッガーさんに教わったIT技術者が変わる50の習慣
・SEのスピード発想術
・最短で目標を達成する!PDCAノート
・シンプルに結果を出す人の5W1H思考
・残業しないチームと残業だらけチームの習慣