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【入門者向け】Pythonの参考書の読み方

「Pythonの参考書を読んでみたけど全然理解できない。どうやって読めばいいの?」
という疑問に答える記事です。

いきなりPythonの参考書を開いてもたぶんほとんど理解できないと思います。
なぜならプログラムが動くイメージが頭にできていないからです

プログラムが動くイメージがなければ参考書の内容を理解するのは難しいです。

まずは実際にプログラムを動かしてみましょう。

本記事では「Pythonの参考書を読む前にやっておくこと」と「Pythonの参考書を読み方」の2点について紹介します。

◆あわせて読みたい

Pythonの参考書を読む前にやっておくこと

Pythonの参考書をいきなり読もうとしても理解するのは難しいです。
まずは動かし方を覚えて実際に動かしてみましょう。

Pythonの動作環境を構築しよう
「Pythonの動作環境の構築」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、手順は以下の2点だけです。

公式サイト

・ダウンロードしたインストーラーを実行

上記でPythonの実行環境が整います。パソコンにちょっと知識があれば実行可能です。

Pythonのプログラムを動かしてみよう
プログラムを動かすことも決して難しくはありません。

手順は以下の通り。

1.ターミナルソフトを開く(コマンドプロンプトなど)
2.「python」と入力してEnter
3.「print("Hello World!")」と入力

インストール方法や詳細の手順については以下の記事にまとめております。

実際にプログラムを動かすメリット
参考書を読む前に実際にプログラムを動かしておくと「プログラムが動くイメージが頭にできる」、「参考書を読んでいる時に理解できなかったら動かして試せる」といったメリットがあります。

読んだだけではわからなくても実際に動かしてみたらあっさり理解できる場合も多いです。なので動かし方を理解しておけば参考書の理解もかなり楽になります。

◆関連記事

Python参考書の読み方

私が初心者の頃は参考書の使い方がわからずにめっちゃ苦労しました。何冊も買いましたが、読んだだけで終わってしまったので当時はほとんど役に立たなかったです。

買った参考書を無駄にしないためにも読み方を理解しておきましょう。

読むだけでは意味がない。実際に書こう
Pythonに限らずプログラミングの参考書は読むだけでは意味がないです。
書いてある内容を実践して初めて意味があります。

理解は二の次でよいです。まずは実際にプログラムを書き写して動かしてみましょう。

読む手順としては以下の通り。

・プログラムを書く
・書いたプログラムを実行する(最初は動かなくてもよい)
・解説を読む

いきなり読むよりもプログラムを実行した後に解説を見た方が理解しやすいです。
動かない場合はソースコードを見直しつつ、解説を読んでミスを探しましょう。

理解できないまま読み進めるのはやめよう
Pythonの参考書はガンガン読み進めるようなものではありません。問題集のように実践しながら読み進める本です。

1日にたくさん読んでもほとんど頭に入りません。1日2日で読み切ろうとせずに毎日数ページずつ自分のペースで進めていきましょう。

理解できない場合や動かない場合は一旦飛ばそう
最初のうちは理解できないことも多いですし、作ったプログラムがなかなか動かない場合も多いと思います。

あまり1つのプログラムに拘るとなかなか先に進めないので、ある程度のところで見切りをつけて次に進みましょう。

目安としては15~30分くらい調べてもプログラムが動かない場合ですね。

いろいろなプログラムをたくさん書いて動かすうちに理解が深まってきます。なのでまずは適度に見切りをつけつつ、数書くことを優先しましょう。

入門者が最初に理解することは変数・関数・制御文の3つ
Pythonは基礎だけでも結構奥が深いです。なのであれもこれも一度に理解しようと思うとパンクします。
まずは、「変数」・「関数」・「制御文」の3種類を理解して使いこなすことに専念しましょう。

「変数」・「関数」・「制御文」の3種類が使えるだけでもできることは多くありますし、基礎的な話なら理解することも難しくありません。

クラスやオブジェクトなどは最初から頭で理解するのは少し難しいです。なので実際に使いながら体で覚えていきましょう。

終わりに

「Pythonを勉強するぞ!」と意気込んで参考書を買ったものの、どう使っていいかわからず挫折してしまう人も多いと思います。

かつての私もそうでした。

いきなり参考書を読みたくなるかもしれませんが、まずは動かし方を覚えておきましょう

先にプログラムの動かし方を覚えておけばPythonの参考書を読むのはかなり楽になりますし、理解もしやすくなります。

参考書を読み進める時もただ読むのではなく、書いてあるコードを実際に書いて動かすことが大事です。知識を増やすだけでなく実践して理解を進めていきましょう。

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