こんにちは、みやびのです。
今回は、「Pythonでマネタイズする方法(お金を稼ぐ方法)」というテーマでお話します。
せっかく「Pythonを学んだのだからお金を稼ぎたい」という方は多いと思います。
私もまだ実験中のものが多いですが、いくつかのマネタイズ方法を試してきました。
試したものについては体験談もあわせて紹介します。
本記事の内容を参考にしつつ、あなたのスタイルに合うもの検討してみてください。
本記事の内容は以下の通り。
・Pythonの技術をお金に変換する6つの方法
・Pythonで稼ぐために必要な3つのこと
Pythonの技術をお金に変換する6つの方法
・就職する
・企業や個人から仕事を受注する
・情報発信する
・無料アプリを配布する
・アプリを販売する
・講師をする
Pythonは言語自体は学びやすいですが、他のスキルとセットでないとマネタイズが難しいです。
Pythonだけではなくお金を稼ぐ手段をしっかりと勉強しておきましょう。
また、1つに取り組むのではなく複数の方法を実践することがおすすめです。1つの方法で学んだことは他の方法でも役立ちます。
例えば私は10年IT企業に勤めていたお陰でプログラミングやITエンジニアに関する知識は豊富にあるので、ブログのネタは比較的簡単に引き出せます。
他にもアプリをリリースした実績があれば実務経験がなくても評価されやすいですし、ブログやSNSアカウントがあればアプリに誘導することも可能です。
なので「やりたいと思ったこと」や「できそうと思ったこと」はガンガン挑戦しましょう。挑戦することにデメリットなんてありません。
成功すれば万々歳ですし、失敗しても多くのことが学べます。なので失敗を恐れずにガンガン挑戦していきましょう。
◆表の味方
おすすめ度:★が多いほどおすすめ
難易度:★が多いほど難しい
安定度:★が多いほど安定
稼げる度:★が多いほど稼げる額が高い(ただし、どの方法でも創意工夫しないと稼げません)
就職する
おすすめ度 | ★★★★★ |
難易度 | ★★★ |
安定度 | ★★★★★ |
稼げる度 | ★★★ |
JavaやPHPであれば最も難易度の低いのが就職ですが、国内ではPythonって意外と求人が多くないんですよね。
機械学習の知識がないと選択肢が狭まります。
しかし、一度就職してしまえさえすれば安定した収入があるのがメリットです。
企業には時間労働型企業(みやびの氏造語)と成果報酬型企業があります。
時間労働型企業は収入額が決して多くありませんが、スキルがなくても働けば働くほど年収を上げることが可能です。
一方、成果報酬型の企業であれば高いスキルと知識が必要ですが、時間労働型企業よりも高い収入が貰えます。
無論高度なスキルを必要とする企業には簡単には入れません。ある程度実績があった方がいいですし、自作のアプリを開発したり、オープンソースにコミットしたりなど会社以外での活動も必須です。
まずは、低いスキルでも入れる企業で3年実績を積み、高度な人材になるべく勉強を続けましょう。
◆参考年収
私は企業にいる時にPythonはほとんど使いませんでしたが、10年ほど時間労働型企業に勤めていました。
私の場合、初任給は年収約280万(20代前半)で、独立する直前は年収約450万(30代前半)です。
昇給は年1回で3,000~5,000円くらいです。転職でもしないとかなり上がりにくいですね。
一定で上がるのではなく景気にかなり左右されます。
リーマンショックの時は昇給が止まった上にボーナスが激減しました。先輩方は昇給停止どころか減給となった人もいたようです。
また、他社ではボーナス全額カットというところもあったので出ただけマシでした。
関連記事>>IT企業時代に年収アップのために私がやったこと~主に失敗談~
企業や個人から仕事を受注する
おすすめ度 | ★★★ |
難易度 | ★★★ |
安定度 | ★★ |
稼げる度 | ★★★★★ |
基本的に未経験からいきなり独立することはおすすめしません。失敗する可能性が高いからです。
まずは会社に入って3年ほど経験と実績を重ねて実力を上げましょう。
独立してフリーランスとして働く方法です。
会社と比較すると稼げる額の上限が外れる反面、安定度は大幅に下がります。たくさん稼げる月は稼げますが、仕事がなくなると収入が一気に0になります。
フリーランスって名前なので自由に働けると思うかもしれませんが、自分で提案していけなければ基本的に会社員と変わりません。
そして会社員なら会社が税金や福利厚生・トラブル対応・営業など様々なことを全部面倒見てくれましたが、フリーランスの場合は全部自分で対応しなければなりません。
私も受注は半年ほどやっていました(やはりPythonではないです)が、「会社員とあんまり変わらないな」と感じたので今は受注をしていません。(また、いずれやるかもしれませんが。)
飽くまで「私には合わなかった」というだけです。会社員と比較するとかなり稼げると思いますし、実力さえあれば安定して稼げくことが可能です。
無論いきなり稼げるほど甘くはないので少なくとも2、3年は試行錯誤を繰り返しましょう。
◆参考月収
私の場合はあまり真面目にやっていなかったこともあり、平均月収は約35万でした。
情報発信する
おすすめ度 | ★★★★★ |
難易度 | ★★★★ |
安定度 | ★ |
稼げる度 | ★★★★★ |
ブログやYouTube・SNSなどで情報発信しつつ、広告を表示して収入を得る方法です。当ブログも広告で収入を得ています。
ブログとかYouTubeとかすごく簡単に見えるかもしれないんですが、めちゃくちゃ難しい。
まず始めて3ヶ月くらいは誰も来ない(YouTubeなら再生回数0)とかはざらです。当ブログも最初の3か月はほとんど人が来ず、4ヶ月目にようやく人が増え始めました。
さらに30記事くらいでネタが尽きます。
なので記事を書きつつ勉強し続けないと記事発信が追いつきません。
そして最初は全然稼げません。1,000円稼ぐのもかなり大変です。
私の場合、たったの10円で喜んでいる時期もありました。
途方もない世界です。
やることは主に以下の7つ。
・ひたすら情報発信のための勉強や行動をする
・ひたすら読者・視聴者の役に立つ情報を発信する
・どうやったら集客できるか全力で考える
・どうやったら最後まで読んでもらえるか・見てもらえるか全力で考える
・どうやったら商品を買ってもらえるか全力で考える
・データを見て問題点を見つけて改善する
・自分ができないことは外注する
上記7つを極めれば稼げる額はめちゃくちゃ高いです。
反面稼ぐためにものすごい時間がかかりますし、必ずしも努力が報われるとは限りません。
Twitterを見るとうまくいった人ばかり目立ちますが、その陰で何百人・何千人という挫折者がいます。
まずは副業として緩く始めて稼げるようになってから本業にシフトしていくのがおすすめです。
非常に多くのスキルを必要としますが、裏を返せば実践する過程で学べることがすごく多いということ。
そして人に教えるということは勉強の動機付けになりますし、あなた自身の理解度アップにもつながります。
マネタイズを考えていない人でもブログやYouTubeなどの情報発信は是非やって欲しいですね。
私もまだまだ試行錯誤の段階なので成果が出せたらこちらに追記していきます。
◆おすすめサイト
広告を張るためにはASPというサイトに登録が必要です。おすすめサイトは以下の通り。
まずはサイト審査不要のa8.netから登録するのがおすすめです。
自分の商品を販売する
おすすめ度 | ★★★★ |
難易度 | ★★★★★ |
安定度 | ★★ |
稼げる度 | ★★★★★ |
ブログやYouTubeは他人の商品で収入を得ていましたが、自分の商品に置き換えて販売することも可能です。他人の商品と比較すると1つの商品販売当たりの利益が大幅にアップします。
自分の商品と言うと難しく感じるかもしれませんが、自分の知識を教材としてまとめたり、noteなどで有料記事を書く方法もあります。
商品のクオリティ自体よりもどうやって売るかが大事です。無論ゴミのような商品を売るのはダメですが。
基本的に何の実績や地位もない人の商品を買ってくれる人はいません。なので自分の地位や実績を最大限に活かして販売しましょう。
高額情報商材に関して結構問題になっているようですね。
情報商材自体が全て悪な訳ではありませんが、売り方や品質次第ではトラブルに巻き込まれるので高額で売りたい場合は注意。
参考記事:
未経験フリーランスを席捲する「カジュアルな情報商材」
未経験エンジニアを取り巻く地獄絵図と、私がプロデュースしてきたキャリアチェンジ例
久松剛さんという方が書かれいているnoteです。
未経験ITエンジニアがとりまく2010年代~2021年までの環境が非常にわかりやすく解説されています。
プログラミングで稼ぎたいと思っている方は絶対読んでおいた方がよいです。
◆おすすめサイト
note
無料アプリを配布する
おすすめ度 | ★★★★★ |
難易度 | ★★★ |
安定度 | ★★ |
稼げる度 | ★★ |
無料アプリに広告を表示して収入を得る方法です。ストアで配布するのが一般的ですが、ブログに埋め込んでしまう方法もあります。
プログラミングを学ぶなら1つくらいアプリをリリースしたいですよね。なので収益化を考えないにしても実践しておきたい方法の1つです。
ブログと同様収益化はなかなか難しいですが、時間をかけて試行錯誤を繰り返しましょう。
私もブログに埋め込む方法を実験中です。
現在の利用者は月間350人ほど。
利用者はそこそこいるのでマネタイズ方法を検討中です。
ストアでのアプリ配布も検討中。
成果が出たら追記していきます。
◆おすすめストア
Google Play
App Store
Steam
アプリを販売する
おすすめ度 | ★★★★ |
難易度 | ★★★★★ |
安定度 | ★ |
稼げる度 | ★★★ |
広告ではなくアプリ自体を販売する方法です。無料アプリの方法と比較すると難易度は跳ね上がります。
最も難易度が高い方法かもしれません。
無料アプリなら試してにダウンロードしてくれる人も多いですが、有料となると例え安い金額であってもなかなかダウンロードしてもらえません。
なので、
・どうやったら見つけてもらえるのか
・どうやったら買ってもらえるのか
を全力で考えましょう。
無料アプリよりは稼げるかもしれませんが、何も考えずにやるとコスパがあまりよくないです。
RPGツクールなどのゲーム制作ツールを活用する(PythonじゃなくてJSですが)、チームを組んで共同制作するなど、作業効率化や制作難易度を下げる方法を模索することが大事です。
有料アプリ制作については検討中ですが、興味がある方は多いと思うのでいずれやりたいと思います。
◆おすすめストア
Google Play
App Store
Steam
講師をする
おすすめ度 | ★★★ |
難易度 | ★★★ |
安定度 | ★★ |
稼げる度 | ★★★★ |
講師としてプログラミングを教える方法です。講師と言っても必ずしも教壇に立つ必要はなくチャットツールなどを活用する方法もあります。
教えるのは基本的に初心者なのでスキルはそこまで高くなくても大丈夫です。
講師は、稼げるだけではなく、「知名度を上げる」、「実績を作る」、「教える過程で知識が増える」といったメリットもあるのでコミュニケーションが得意な人は是非やってみましょう。
ただし、対人の仕事なのでトラブルが起きないように注意してください。
Pythonで稼ぐために必要な3つのこと
・長く続けること
・考えて改善し続けること
・リスク回避を検討する
低リスクかつ気長にやることが大切。
飽くまで私の意見ですが、以下のいずれかがリスクが低く、成功率も高いと考えています。
・就職して実績を積み、転職や独立で年収を上げる
・趣味または副業でアプリを販売する・または無料で配布して広告収入で稼ぐ
・趣味または副業で情報発信をして広告収入を得る
いずれも稼ぐまでには時間がかかりますが、失敗してもほとんどリスクがありません。
最初のビジネスはほぼ確実に失敗します。
リスクはなるべく減らしましょう。
一方で「短期で結果を出すのが良い」とか、「リスクを取れ」とかという意見もあります。
上記も間違っている訳ではなく、リスクを取ることで成功する人もいます。が、うまくいかない人もいます。
結局どこまでリスクを許容できるかですね。
大きなリスクをおっても復活できる自信があるなら挑戦しても良いと思います。
が、「やっぱり少しでもリスクを減らしたいな…」と思っているなら低リスクかつ長期的にやることが大切。
基本的に「短期間で結果を出せる人」が「長期では結果が出せない」ということはないと思うので、まずは長期かつ低リスクで始めるのがおすすめ。
いずれにせよあなた自身の頭で考えないと絶対に成功はありません。
あなたの頭で考えることだけでは絶対に忘れないでください。
あなたの頭で考えることだけでは絶対に忘れないでください。
大事なことなので2回言いました。
長く続けること
当たり前ですが、1ヶ月、2ヶ月では結果は出ません。3ヶ月半年頑張っても結果が出ないこともままあります。
1年頑張ってようやく結果の片鱗が見えるくらいです。
もちろん優秀な方であれば短期間で結果は出せますが、そういった方は以下のような特徴を持っている方が多いです。
・高学歴である
・大手企業出身である
・既に別の分野で実績を上げている
上記のように成功したと聞いても納得できる方々ばかり。
「たまに何の実績もないのに短期で成功しました」
という事例もありますが、基本的にセールストークかはたまた本人が自身の実力に気づいていないだけです。
なので信じて短期で結果が出ると思ってしまうとめちゃくちゃ痛い目を見ます。
少なくとも3年。できれば5年くらいは続けることを考えて取り組むようにしましょう。
もちろん「短期で成功できるように人の倍努力する」のはありです。
無理ない範囲で。
考えて改善し続けること
長く続ければ必ず報われる…訳はありません。
長く続けないと結果が出ないのは確かですが、長く続けたとしても結果が出るという保証はありません。
結果が出る保証はありませんが、少しでも成功率を上げることは可能で、その方法が「改善し続けること」です。
私は小学校1〜3年の頃習字を習っていたのですが、3年間で全く上達しませんでした。
原因は先生との相性がすこぶる悪かったのにずっと続けてしまったことです。
その先生は「ただここがダメ」というだけでどう改善すれば上達するかを全く教えてくれない先生でした。小学生の頃の私はあんまり進んで練習したり、考えたりする方ではなかったのでめちゃくちゃ相性が悪かったですね。
なので「先生を変える」という改善をすれば上達できたかもしれません。
まあ、小学生の頃だったので「他の先生に変える」という選択肢が全く思いつかなかったんだと思います。
しかし、よう伸びないまま3年も続けたな(笑)。
その後習字は諦めて、ピアノを3年ほど、中学の時の部活として陸上競技を3年やりました。
ピアノはめっちゃ下手でしたが、多少伸びましたし、陸上競技は市内大会レベルですが、結果は出せました。
習字の時と違い「よくどこを改善すれば良くなるか分かりやすく教えてもらったこと」が大きかったですね。
やはり誰から教わるかは重要だと思いました。
さて、小学生やら中学生のうちは改善を先生に丸投げしてもいいと思いますが、大人の場合自分自信で考えることが重要です。
もちろん最初のうちは子供のように先生に学ぶのもありです。
基礎を叩き込んでもらってから始めた方が成功率は高くなります。
が、遅かれ早かれあなた自身の頭で考えて改善していかなければなりません。
最初のうちは改善してもあまり結果は変わらない期間が長く続きますが、諦めずに改善を重ねていきましょう。
リスクを減らす
よほどの才能やスキルがない限り、最初のビジネスは99パーセント失敗します。
というかよほどの才能やスキルがあったとしてもまず失敗するのが普通です。
なので回数挑戦することが大事なのですが、最初のビジネスに全力投球してしまうと次の挑戦に使う余力がなくなります。
なので最初のビジネスはできる限りリスクを減らすことが大事。
リスクを減らすポイントは以下の3つです。
・趣味や副業から始める(今の仕事がなくなるリスクを減らす)
・お金がかからない方法を選ぶ(お金が足りなくなるリスクを減らす)
・事前にどんなリスクがあるか調べて対策をしておく(考えうるリスクは対策を考えておく)
3つ目は少々難易度が高いですが、1つ目と2つ目は比較的簡単にできると思います。
失敗したとしても学んだことは次のビジネスに活かせるので無駄にはなりません。
回数を重ねれば結果も徐々に出ててます。(もちろん改善は必要ですが)
なので大きなリスクは取らずに必ず余力を残すようにしましょう。
終わりに
マネタイズに関しては実験中のものが多いのでこれまではほとんど扱ってきませんでしたが、興味がある方は多いと思うので今後は実験結果も含めて発信していこうと思います。
現在実験中のものの成果が出るのはまだまだ先となりそうですが、確実に伸びているのでいずれは報告できるかなと。
Pythonで稼ぐとは言ってもいろいろな方法があります。
・就職する
・企業や個人から仕事を受注する
・情報発信する
・無料アプリを配布する
・アプリを販売する
・講師をする
1つの方法に拘らず様々な方法を試してみましょう。
また、上記が稼ぐ方法の全てではないので、いろいろな方法を調べて試してみてください。
Pythonの始め方>>Pythonプログラミングの始め方まとめ
▼マネタイズについて学べるおすすめ本▼
おすすめ記事>>PythonにおすすめのノートPC4選+パソコンの選び方