こんにちは、みやびのです。
今回は、「Pythonでマネタイズする方法(お金を稼ぐ方法)」というテーマでお話します。
せっかく「Pythonを学んだのだからお金を稼ぎたい」という方は多いと思います。
私もまだ実験中のものが多いですが、いくつかのマネタイズ方法を試してきました。
試したものについては体験談もあわせて紹介します。
本記事の内容を参考にしつつ、あなたのスタイルに合うもの検討してみてください。
Pythonの技術をお金に変換する方法とは?
・就職する
・企業や個人から仕事を受注する
・情報発信する
・無料アプリを配布する
・アプリを販売する
・講師をする
Pythonは言語自体は学びやすいですが、他のスキルとセットでないとマネタイズが難しいです。
Pythonだけではなくお金を稼ぐ手段をしっかりと勉強しておきましょう。
◆表の味方
おすすめ度:★が多いほどおすすめ
難易度:★が多いほど難しい
安定度:★が多いほど安定
稼げる度:★が多いほど稼げる額が高い(ただし、どの方法でも創意工夫しないと稼げません)
就職する
おすすめ度 | ★★★★★ |
難易度 | ★★★ |
安定度 | ★★★★★ |
稼げる度 | ★★★ |
JavaやPHPであれば最も難易度の低いのが就職ですが、国内ではPythonって意外と求人が多くないんですよね。
機械学習の知識がないと選択肢が狭まります。
しかし、一度就職してしまえさえすれば安定した収入があるのがメリットです。
企業には時間労働型企業(みやびの氏造語)と成果報酬型企業があります。
時間労働型企業は収入額が決して多くありませんが、スキルがなくても働けば働くほど年収を上げることが可能です。
一方、成果報酬型の企業であれば高いスキルと知識が必要ですが、時間労働型企業よりも高い収入が貰えます。
無論高度なスキルを必要とする企業には簡単には入れません。ある程度実績があった方がいいですし、自作のアプリを開発したり、オープンソースにコミットしたりなど会社以外での活動も必須です。
まずは、低いスキルでも入れる企業で2、3年実績を積み、高度な人材になるべく勉強を続けましょう。
◆参考年収
私は企業にいる時にPythonはほとんど使いませんでしたが、10年ほど時間労働型企業に勤めていました。
私の場合、初任給は年収約280万(20代前半)で、独立する直前は年収約450万(30代前半)です。
昇給は年1回で3,000~5,000円くらいです。転職でもしないとかなり上がりにくいですね。
一定で上がるのではなく景気にかなり左右されます。
リーマンショックの時は昇給が止まった上にボーナスが激減しました。先輩方は昇給停止どころか減給となった人もいたようです。
また、他社ではボーナス全額カットというところもあったようです。
関連記事>>IT企業時代に年収アップのために私がやったこと~主に失敗談~
企業や個人から仕事を受注する
おすすめ度 | ★★★ |
難易度 | ★★★ |
安定度 | ★★ |
稼げる度 | ★★★★★ |
独立してフリーランスとして働く方法です。
会社と比較すると稼げる額の上限が外れる反面、安定度は大幅に下がります。たくさん稼げる月は稼げますが、仕事がなくなると収入が一気に0になります。
フリーランスって名前なので自由に働けると思うかもしれませんが、自分で提案していけなければ基本的に会社員と変わりません。
そして会社員なら会社が税金や福利厚生・トラブル対応・営業など様々なことを全部面倒見てくれましたが、フリーランスの場合は全部自分で対応しなければなりません。
私も受注は半年ほどやっていました(やはりPythonではないです)が、「会社員とあんまり変わらないな」と感じたので今は受注をしていません。(また、いずれやるかもしれませんが。)
飽くまで「私には合わなかった」というだけです。会社員と比較するとかなり稼げると思いますし、実力さえあれば安定して稼げくことが可能です。
無論いきなり稼げるほど甘くはないので少なくとも2、3年は試行錯誤を繰り返しましょう。
◆参考月収
私の場合はあまり真面目にやっていなかったこともあり、平均月収は約35万でした。
情報発信する
おすすめ度 | ★★★★★ |
難易度 | ★★★★ |
安定度 | ★ |
稼げる度 | ★★★★★ |
ブログやYouTube・SNSなどで情報発信しつつ、広告を表示して収入を得る方法です。当ブログも広告で収入を得ています。
ブログとかYouTubeとかすごく簡単に見えるかもしれないんですが、めちゃくちゃ難しい。
まず始めて3ヶ月くらいは誰も来ない(YouTubeなら再生回数0)とかはざらです。当ブログも最初の3か月はほとんど人が来ず、4ヶ月目にようやく人が増え始めました。
さらに30記事くらいでネタが尽きます。
なので記事を書きつつ勉強し続けないと記事発信が追いつきません。
そして最初は全然稼げません。1,000円稼ぐのもかなり大変です。
私の場合、たったの10円で喜んでいる時期もありました。
途方もない世界です。
やることは主に以下の7つ。
・ひたすら情報発信のための勉強や行動をする
・ひたすら読者・視聴者の役に立つ情報を発信する
・どうやったら集客できるか全力で考える
・どうやったら最後まで読んでもらえるか・見てもらえるか全力で考える
・どうやったら商品を買ってもらえるか全力で考える
・データを見て問題点を見つけて改善する
・自分ができないことは外注する
上記7つを極めれば稼げる額はめちゃくちゃ高いです。
反面稼ぐためにものすごい時間がかかりますし、必ずしも努力が報われるとは限りません。
Twitterを見るとうまくいった人ばかり目立ちますが、その陰で何百人・何千人という挫折者がいます。
まずは副業として緩く始めて稼げるようになってから本業にシフトしていくのがおすすめです。
非常に多くのスキルを必要としますが、裏を返せば実践する過程で学べることがすごく多いということ。
そして人に教えるということは勉強の動機付けになりますし、あなた自身の理解度アップにもつながります。
マネタイズを考えていない人でもブログやYouTubeなどの情報発信は是非やって欲しいですね。
私もまだまだ試行錯誤の段階なので成果が出せたらこちらに追記していきます。
◆おすすめサイト
広告を張るためにはASPというサイトに登録が必要です。おすすめサイトは以下の通り。
まずはサイト審査不要のa8.netから登録するのがおすすめです。
自分の商品を販売する
おすすめ度 | ★★★★ |
難易度 | ★★★★★ |
安定度 | ★★ |
稼げる度 | ★★★★★ |
ブログやYouTubeは他人の商品で収入を得ていましたが、自分の商品に置き換えて販売することも可能です。他人の商品と比較すると1つの商品販売当たりの利益が大幅にアップします。
自分の商品と言うと難しく感じるかもしれませんが、自分の知識を教材としてまとめたり、noteなどで有料記事を書く方法もあります。
商品のクオリティ自体よりもどうやって売るかが大事です。無論ゴミのような商品を売るのはダメですが。
基本的に何の実績や地位もない人の商品を買ってくれる人はいません。なので自分の地位や実績を最大限に活かして販売しましょう。
現在この方法も現在実験中です。
何か成果があればこちらに追記します。
◆おすすめサイト
note
無料アプリを配布する
おすすめ度 | ★★★★★ |
難易度 | ★★★ |
安定度 | ★★ |
稼げる度 | ★★ |
無料アプリに広告を表示して収入を得る方法です。ストアで配布するのが一般的ですが、ブログに埋め込んでしまう方法もあります。
プログラミングを学ぶなら1つくらいアプリをリリースしたいですよね。なので収益化を考えないにしても実践しておきたい方法の1つです。
ブログと同様収益化はなかなか難しいですが、時間をかけて試行錯誤を繰り返しましょう。
私もブログに埋め込む方法を実験中です。
現在の利用者は月間350人ほど。
利用者はそこそこいるのでマネタイズ方法を検討中です。
ストアでのアプリ配布も検討中。
成果が出たら追記していきます。
◆おすすめストア
Google Play
App Store
Steam
アプリを販売する
おすすめ度 | ★★★★ |
難易度 | ★★★★★ |
安定度 | ★ |
稼げる度 | ★★★ |
広告ではなくアプリ自体を販売する方法です。無料アプリの方法と比較すると難易度は跳ね上がります。
最も難易度が高い方法かもしれません。
無料アプリなら試してにダウンロードしてくれる人も多いですが、有料となると例え安い金額であってもなかなかダウンロードしてもらえません。
なので、
・どうやったら見つけてもらえるのか
・どうやったら買ってもらえるのか
を全力で考えましょう。
無料アプリよりは稼げるかもしれませんが、何も考えずにやるとコスパがあまりよくないです。
RPGツクールなどのゲーム制作ツールを活用する(PythonじゃなくてJSですが)、チームを組んで共同制作するなど、作業効率化や制作難易度を下げる方法を模索することが大事です。
有料アプリ制作については検討中ですが、興味がある方は多いと思うのでいずれやりたいと思います。
◆おすすめストア
Google Play
App Store
Steam
講師をする
おすすめ度 | ★★★ |
難易度 | ★★★ |
安定度 | ★★ |
稼げる度 | ★★★★ |
講師としてプログラミングを教える方法です。講師と言っても必ずしも教壇に立つ必要はなくチャットツールなどを活用する方法もあります。
教えるのは基本的に初心者なのでスキルはそこまで高くなくても大丈夫です。
講師は、稼げるだけではなく、「知名度を上げる」、「実績を作る」、「教える過程で知識が増える」といったメリットもあるのでコミュニケーションが得意な人は是非やってみましょう。
ただし、対人の仕事なのでトラブルが起きないように注意してください。
目次
1つの方法ではなく組み合わせて稼ぐことを目指そう
上記の方法は1つに取り組むのではなく複数の方法を順次または同時に実践することがおすすめです。1つの方法で学んだことは他の方法でも役立ちます。
例えば私は10年IT企業に勤めていたお陰でプログラミングやITエンジニアに関する知識は豊富にあるので、ブログのネタは比較的簡単に引き出せます。
他にもアプリをリリースした実績があれば実務経験がなくても評価されやすいですし、ブログやSNSアカウントがあればアプリに誘導することも可能です。
なので「やりたいと思ったこと」や「できそうと思ったこと」はガンガン挑戦しましょう。挑戦することにデメリットなんてありません。
成功すれば万々歳ですし、失敗しても多くのことが学べます。なので失敗を恐れずにガンガン挑戦していきましょう。
終わりに
マネタイズに関しては実験中のものが多いのでこれまではほとんど扱ってきませんでしたが、興味がある方は多いと思うので今後は実験結果も含めて発信していこうと思います。
現在実験中のものの成果が出るのはまだまだ先となりそうですが、確実に伸びているのでいずれは報告できるかなと。
Pythonで稼ぐとは言ってもいろいろな方法があります。
・就職する
・企業や個人から仕事を受注する
・情報発信する
・無料アプリを配布する
・アプリを販売する
・講師をする
1つの方法に拘らず様々な方法を試してみましょう。
また、上記が稼ぐ方法の全てではないので、いろいろな方法を調べて試してみてください。
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