さて今回は、「Pythonを始めるんだけど、結局どのパソコンがいいの?」という疑問に答えます。

こんにちは。Windows歴25年Mac歴4年ですが、ばりばりのMac派のみやびのです。

飽くまで私の意見ですが、Pythonを始める時に買うパソコンに迷ったらMacBook一択ですね。MacBook Airでもいいですが、性能などを重視するならMacBook Proがおすすめです。

Windowsがダメという訳ではないですが、Pythonの開発環境を考慮するとやはりMacのが便利な場面が多いです

Windows派というわけでなければ、MacBookを買うようにしましょう。

本記事では、MacBookがPythonにおすすめな理由を紹介します。

・Python用PCで迷ったらMacBook一択な理由
・Python用PCを買う時に気にする性能の見方について

Python用PCで迷ったらMacBook一択な理由

Mac外観3
Python用のパソコンを買う場合にWindowsよりMacBookの方がいい理由は以下の通り。

・プログラミングと相性が良い
・ハードの操作性が高い
・薄くて軽いので持ち運びしやすい
・初心者でもパソコン選びに失敗しにくい

Windowsと比較するとプログラミングと相性が良いのが大きなメリットですね

また、Windowsよりもモデルは少ないですが、どのモデルも性能が安定していて高く持ち運びもしやすいので基本的にハズレはありません。

私も先日プログラミング用に新しいMacBook Proを買いました。
やはりMacはデザインもかっこいいですし使いやすくてよいですね。
Mac外観2

Mac外観1

Amazonでの購入はこちら>>MacBook Pro

プログラミングと相性が良い

プログラミングの動作環境はUnix系OSであることが多いです。

もちろんそれ以外のOSで動作するケースも少なくありませんが、基本的にUnix系に近い動作ができるOSの方が開発効率が上がります。

MacOSはUnix系に近い操作ができるので、Windowsと比較するとプログラミング向けのOSです

Windowsでもプログラミングできる環境はかなり整ってきましたが、不便な部分も少なくありません。

特にUnix系と違い標準の文字コードがSJISであることが大きいですね。

文字コードが違うとサーバーにデータを転送する時や、ソースコードをGit管理する時に一部の文字(日本語などマルチバイトの文字)が文字化けするので、文字コードの調整が必要です。

また、zip形式などに圧縮したファイルはUnix系に転送しても圧縮方式が異なるため正しく解凍できない場合があります。

「Unix系が良いならLinuxとか直接Unix系で開発した方がよいんじゃないの?」
という疑問を持つ方もいると思います。

LinuxなどUnix系OSはプログラミングの開発環境として悪くはないですが、操作性がMacBookやWindowsと比較するとよくないです。

なのでこれからプログラミングやコンピュータについて勉強を始める方にはあまりおすすめできません。

ハードの操作性が高い

MacBookはWindowsと比較するとハードの操作性が非常に高いです。特にトラックパッドはかなり使いやすいですね

Windowsの場合トラックパッドの操作がぎこちないので、マウスを活用している方も多いと思います。

一方のMacBookならトラックパッドの動きが非常にスムーズなので、外付けデバイスがなくてもストレスなく操作可能です。

私も長年Windows派だったのですが、MacBookのトラックパッドに衝撃を受けてからは秒速でMac派に寝返りました。

あ、Windowsもまだ結構使ってます(笑)。

薄くて軽いので持ち運びしやすい

性能や使いやすさの割に薄くて軽いのもMacBookのメリット。バランスも割としっかりしているので「電車の中で膝に乗せて作業」といったこともやりやすいです。

Windowsも軽量なものがありますが、容量が少なかったり性能が低かったりと有用なパソコンを選ぶのがなかなか難しい。

私は比較的性能の高いSurface Goを使っていますが、容量が少ないためMacBookと比較するとやや使い勝手が劣ります。

また、Surfaceはキーボードが不安定なので膝に乗せて作業といったことは難しいですね。

MacBookならどのモデルも全体的に軽くて薄いので非常に持ち運びしやすいです

パソコンの性能面を維持しつつ持ち運びやすさを追求したい方には非常におすすめですね。

初心者でもパソコン選びに失敗しにくい

Windowsは様々なメーカーが出しているので選択肢が非常に多いのがメリットなのですが、モデルが多いということは失敗する可能性も高くなるということです

私はこれまでWindowsのパソコンを5台ほど使ってきましたが、失敗は結構多くありました。

性能の低いパソコンを買ってしまったり、重量級のパソコンを買って持ち運びに苦労したり容量の少ないパソコンを買ってしまったりなど・・・。

一方のMacはモデルは多くはありません。しかし、どのモデルも性能は安定しており、軽くて持ち運びにも便利です。

選択肢が少ない分性能面で失敗することはほぼなくなります。もちろん性能に過剰なお金をかけてしまう可能性もありますが、性能は高いに越したことはないので損にはなりません。

MacBook Airでもよいですが、性能を考慮するとやはりMacBook Proのがよいです。

「パソコン買いたいけど、性能とかよくわからない」
という方はMacBook Proを買うのがおすすめです。

Python用PCを買う時に気にする性能の見方について

性能
以前性能面に関して質問があったので書いておきます。
私も性能面に関してめっちゃ詳しい訳ではないですが、私が購入時に気にしているのは以下の点です。

・搭載ディスク:SSD一択
・搭載RAM:8GB以上
・容量:256GB以上
・プロセッサ:あまり気にしなくてもよい

プログラミングにおいてグラフィック面の性能はあまり重要ではありませんので、今回は省きます。詳しくないし。(ゲームなどグラフィック面が重要となる場合はグラフィックも重要となります)

私が選ぶ時の優先度は、搭載ディスク>容量>搭載RAM>プロセッサです。

飽くまで私の考えなので参考程度に。

一番効果が高いと私が考えているのはSSDの搭載ですね。性能よーわからんという人は「256GB以上のSSDが搭載されたパソコン買えばよい」ということだけ覚えてください。

他は無視してもそこまで影響ないです。

部品は後から変更できなくもないですが、部品について正しく理解していないと故障やデータが消える危険がありますし、自分で部品交換をするとメーカー保証がなくなる場合もあります

なるべく購入の時点で必要な部品の乗ったパソコンを買った方がよいですね。

関連記事>>PCの性能は何を重視すればよいですか?とりあえずSSD乗せとけ

搭載ディスク:SSD一択

性能を考えるなら搭載ディスクはSSD一択です。

SSDは非常に処理速度が速いので、パソコンの立ち上げもすぐ終わりますし、各種プログラムも高速で処理できます。

プログラミングは開発環境の構築処理で時間を使うので、処理速度が速いことは非常に大事です

反面値段が高く容量も多くありません。あまりに容量が小さいと今度は容量がどんどん圧迫されてしまうので使いづらくなります。

多少お金をかかってしまいますが、256GB以上のものを買いましょう

一方のHDDは安価で容量が大きいのがメリットですが、動作面はSSDと比較するとかなり遅いです。

趣味で使う分には問題ありませんが、プログラミングをするとなると開発環境の立ち上げに時間がかかってしまう等の弊害があるため厳しいかもしれません。

パソコンを購入する場合はなるべくSSD搭載のパソコンを買うようにしましょう

搭載RAM:8GB以上

RAMはパソコンが各種アプリケーションの処理を行うメモリーです。容量が大きければ大きいほど処理が速くなります

4GB~16GBのものがありますが、基本的に8GBのものを選べばOKです。速度を徹底的に求めるなら16GBもあり。

アプリを多く開いて作業する場合、4GBだと処理に時間がかかる場合があります。なので値段を抑えたい場合以外は8GB以上を選ぶのが無難です。

容量:256GB以上

ディスクの容量も動作に影響します。

パソコンはディスクの空き領域を活用して作業を行うので空き領域が少なくなると動作が遅くなってしまいます

また、空き領域を作るために時間を割かなければいけないのも難点。なので容量はできるだけ大きいものを買うのがおすすめです。

私は128GBのSurface(SSD搭載)を使っていますが、残容量10GB程度しかありません。

残10GBだとWindowsのバックアップが生成されるたびに容量が圧迫されてしまうのでなかなか面倒です。アプリも気軽に入れられませんし。

値段は増えてしまいますが、256GB以上のものを買うのがおすすめです

プロセッサ

プロセッサはコンピュータの中核となる部分です。当然性能にも大きく影響します。プロセッサに関する指標は2つあり性能コア数です。

性能は単位GHZで表示される指標であり、数値が高いほど処理が速くなります。

コア数は搭載されているプロセッサの数です。通常2コア以上搭載されており、搭載コア数が多いほど処理が速くなります。

が、正直私はプロセッサに関してはあまり気にしていません。コア数が少ないからといって極端に遅くなるわけではないからです。(異論は認める)

現在私が使用しているSurface Goは1.61GHZの2コアですが、動作速度は特に問題ないと感じています。

徹底的に速度を求めたい方は性能が高くコア数を多いものを選びましょう

中古パソコンを買うのはあり?

初心者の場合中古パソコンはあまりおすすめしません。中古パソコンは上級者向けです。

中古パソコンは新品と比較すると故障なども起きやすいので、パーツ交換が前提になる場合も多くあります。メーカー保証もなので故障対応は自腹です

安く済む場合もありますが、逆に新品を買うより高くなってしまう場合もあります。安いという理由だけで中古を買うのはおすすめしません。

一括での支払いが難しい場合でも分割払いという方法もあるので、なるべく新品を買うようにしましょう。

終わりに

今回は「Pythonを勉強する場合のおすすめのパソコンMacBook」について紹介しました。

以下の点からWindowsと比較すると非常におすすめなので、Pythonのために新しいパソコンの購入を検討している方は是非検討してみてください。

・プログラミングと相性が良い
・ハードの操作性が高い
・薄くて軽いので持ち運びしやすい
・初心者でもパソコン選びに失敗しにくい

私もここしばらくはSurfaceを使っていたのですが、容量的にプログラミングをするのは厳しいと感じたので
先日新しいMacBook Proを買いました。

やっぱりMacはトラックパッドが使いやすくてよいですね。

これまでWindowsを使っていた方は慣れるまで少し時間がかかるかもしれませんが、慣れると非常に使いやすいです

是非購入してみてください。