こんにちは、みやびのです。

今回は、

「プログラミングを始めるならPythonとJavaのどちらで始めるのがよいの?」

という疑問に答えます。

PythonとJavaではPythonでプログラミングを始めるのがおすすめです。
Pythonはプログラミングの中では記述方法が簡単で初心者でも取り組みやすいからです。

特に学びたい言語が決まっていない場合はPythonから始めましょう。

本記事の内容は以下の通り。

・どちらを学ぶべき?PythonとJavaを比較
・初心者はPythonから始めるのがおすすめ
・プログラミングを体系的に学びたいならJavaから始めるのもあり

難易度はPythonの方が低いですが、JavaはC言語についで仕様がかっちりしている言語なのでプログラミングの体系的な知識を学びやすい言語です。

プログラミングをかっちり学んでいきたい人はJavaから始めるのもありですね。

どちらを学ぶべき?PythonとJavaを比較

天秤
PythonとJavaについて以下の4点を比較します。

・難易度
・人気度
・得意分野と活用分野
・始めやすさ

難易度

Pythonは最も難易度の低い言語で記述方法がシンプルなのが最大の特徴です。コンパイルもいらないので書いたコードは即実行できます。

型定義も不要なので割と雑に書いたコードでも動かせるので挫折もしにくいです。

一方のJavaは難易度が中程度。Pythonよりは難しいですが、C言語よりは取り組みやすいです。

Javaは型定義やコンパイルが必要なので、Pythonよりはしっかりと記述を学ぶ必要があります。

人気度

2019年の言語人気ランキング(年次レポート「オクトバース(Octoverse)」調べ)では、2位がPython、3位がJavaとなっています。(ちなみに1位はJavaScript)

上記の通りどちらも人気の高い言語です。

Javaは非常に汎用性が高い言語であり、大企業が使っているシステムでも広く活用されています。

2017年頃には「Javaはオワコン」なんて言われいた時期もありましたが、まだまだ様々な現場で活用されています。

Pythonは機械学習を中心に急速に成長しました。今後ますます伸びていきそうなので学んでおいて損のない言語です。

得意分野と活用分野

Pythonは機械学習とデータ解析が得意な言語です。機械学習以外でもWebやアプリ開発など幅広い分野で活用することができます。

SlackやTodoistなどで公開されているAPIもPythonに対応しているものが多いです。

Javaはアプリケーション開発で古くから使われてきた言語であり、現在でもスマホアプリの開発など多くの場面で使われています。

始めやすさ

PythonもJavaもインストーラーをダウンロードして実行すれば始められます。

なので始めやすさに差はありません。

初心者はPythonから始めるのがおすすめ

初心者

初心者はPythonから始めるのがおすすめです。
記述方法がシンプルなので初心者でも取り組みやすいのがやはり大きいですね。

型定義や括弧・セミコロンなど煩わしい記述が全くありませんし、コンパイルもないので勉強のテンポがかなりよいです。

Pythonは難易度の低い言語でありながら、Web開発からアプリまで幅広い分野で活用できるので初心者がやりたいことは大抵できます。

「まずは簡単な言語から始めたい」
「まだ何をやりたいことは決まっていないけど、とりあえずプログラミングを勉強してみたい」

という人はPythonから始めましょう。

プログラミングを体系的に学びたいならJavaから始めるのもあり

システマチック

「初心者のうちからプログラミングを体系的に学びたい」

と考えている人はJavaから学ぶのもありです。

Javaは型定義や括弧でくくるなどきっちりとした記述が必要なので、Pythonと比較すると勉強のテンポはあまりよくありません。

しかし、型定義などのきっちりとした構文の言語をやっておくことはプログラミングを学んでいく上では非常に重要なことです。

例えば型定義の記述。
Pythonは型定義が不要で型を意識しなくても書くことはできます。しかし、型がないわけではありません。

Pythonでも数字を使うべき関数の引数に文字列を入れてしまったら当然エラーとなります。

「コード中の全ての変数や関数の型が何か?」
を考えることは非常に大事です。

初心者がPythonから始めるとエラーが出ない限り型を意識せずに書いてしまいがち。
後々思わぬ落とし穴にはまる可能性大です。

Javaのように型定義が必要な言語を学んでいれば自然と型を意識するクセがついていきます。

最初から「型定義などプログラミングの記述内容を意識して書きたい」と考えている方はJavaから始めるのもありです。

Pythonから始める人も勉強が一区切りついたらJavaなど記述がかっちりした言語を学んでおきましょう。

終わりに

初心者はPythonからプログラミングを始めましょう。

Pythonは記述が楽なので初心者でもかなり取り組みやすいです。そしてWeb開発・アプリ開発などできることは多いので初心者が作りたいものは大抵作れます。

一方のJavaは割とかっちりとした記述が必要なプログラミング言語です。

その分Pythonより難易度が上がりますが、変数や関数の型などプログラミングの知識を体系的に学びやすい言語でもあります。

最初からプログラミングを体系的に学んでいきたいと考えている方はJavaから始めるのもありです。

Pythonから始めた人も勉強が一区切りついたら、Javaなど体系的なプログラミングの知識を学びやすい言語を勉強しましょう。