こんにちは、みやびのです。
プログラミングを14年ほどやっております。
今回は、
「Pythonのための最低ディスク容量はどれくらいなんだろう?128GBで大丈夫?」
というテーマでお話しします。
容量128GBのパソコンでPythonを動かした場合どんな感じになるか試した結果、以下のメリットとデメリットがわかりました。
◆メリット
・値段が安い
◆デメリット
・動作が重くなりやすい
・アプリのインストールは厳選する必要がある
・外部メモリがないと容量がきつい
上記のようにメリットよりデメリットの方が大きいと感じました。
Pythonが全くできないという訳ではありませんが、プログラミングは重いアプリが多いので128GBだと結構きついです。
なるべく256GB以上のパソコンを買うようにしましょう。
本記事では、容量128GBのPCでPythonを実行する場合のメリット・デメリットについて紹介します。
本記事の内容は以下の通り。
・容量128GBのPCでPythonはどうなの?メリットとデメリットを紹介
・Pythonをやるなら容量256GB以上のPCがおすすめ
容量128GBのPCでPythonはどうなの?メリットとデメリットを紹介
容量128GBのPCのメリットは安いことだけです。
逆にデメリットは容量が少ないこと。
私の128GBのsurface Goは空き容量10数GBです。ちょっと油断すると10GBを切る場合もあります。
容量が圧迫されていると、保存できるアプリやファイルが少なくなるだけではなく、PCの動作が重くなります。動作が重くなるとパソコンの起動やアプリの起動も遅くなるのでストレスが溜まりやすいです。
なるべく256GB以上のPCを買うようにしましょう。
メリット:安い
容量128GBのPCのメリットは安いだけですね。
それ以外はあまりメリットがありません。
また、安いとは言っても2、3万円程度なのでデメリットを我慢してまで安いものを買うかはよく考えた方が良いですね。
デメリット1:動作が重くなりやすい
PCはディスクの空き容量を使って処理を行うのでディスク容量が減れば減るほど動作が重くなります。
128GBだと、空き容量がかなり少なくなりやすいため、動作も重くなりやすいです。
動作が重くなれば作業効率は下がりますし、なかなかアプリが起動しないのでイライラしてストレスも溜まります。
デメリット2:アプリのインストールは厳選する必要がある
空き容量が少ないので何も考えずにアプリをインストールするとどんどん容量を圧迫していきます。
特にPythonをやる場合は、AnacondaやVirtualBoxなど容量の大きいアプリのインストールが必要な場合があります。
なので、あまり使わないアプリはインストールしない方がいいですし、現在使っていないアプリは消した方が良いです。
デメリットの1つ目でも書いた通り、空き容量が少ないと動作が重くなってしまうので、少しでもアプリを減らすことが大切となります。
デメリット3:外部メモリがないと容量がきつい
ファイルを直接PCに保存してしまうと容量をどんどん使ってしまいます。
クラウドやSDカードなど外部ファイルを活用しないとまともにファイルが保存できません。
クラウドなら無料ですがあまり大きな容量は使えません。
SDカードなど外部デバイスは大きな容量のものもありますが、結局追加でお金がかかるので、安く買ったメリットが減ってしまいます。
容量128GBのPCでPythonをすることは可能か
Pythonを勉強することはギリギリ可能だと思います。
ただし、本格的な開発にはあまり向きません。
AnacondaやVirtualBoxなど容量の大きいアプリを使ってしまうとあっという間に容量が枯渇してしまうためです。
勉強用に買うならギリギリOKですが、今後開発を行なっていくことを考えるなら追加で2、3万支払って256GBのPCを買うのがおすすめ。
Python用のPCは容量256GB以上のものを買おう
上記のように128GBのPCはデメリットが多いです。
なので容量256GB以上のPCを買うようにしましょう。
容量256GB以上のPCのメリットは以下の通り。128GBのPCのメリット・デメリットの裏返しとなります。
・デメリット:128GBのものより値段が高い
・メリット1:アプリをどんどん入れても問題ない
・メリット2:空き容量によって動作が重くなることはほぼない
・メリット3:外部メモリがなくても十分運用できる
容量256GB以上のPCのデメリットは128GBのものよりも値段が高いことです。
少なくとも2万円くらいは値段が上がるので、無視はできない額ですよね。
しかし、容量128GBでPythonを実行する場合は容量のコントロールが難しいですし、動作が重いので何かとストレスがかかります。必要なアプリのインストールを見送る必要があるかもしれません。
上記を考えると2〜3万円くらいは十分払う価値はあります。
また、256GB以上あればよほど無茶苦茶な使い方をしなければアプリをたくさん入れても動作に問題はありません。
Anacondaなど重いアプリを入れることも特に問題ないですね。
なので必要なアプリはどんどん入れていきましょう。
もちろんアプリが少ない方が動作は速くなりやすいので、インストールするアプリは厳選した方がいいですし、いらないアプリは消した方が良いです。
256GBあればファイルの保存も特に問題ないですね。動画や音声など重いファイルは外部メモリを活用した方が良いですが、文書や画像くらいであれば保存してもそこまで圧迫しません。
「容量が大きい方がいいなら512GBのPCを買った方が良いの?」
という疑問を持つ方もいると思います。
Pythonを実行する場合は基本的に256GBあれば十分です。
私のMacは512GBありますが、使用中は110GB程度。今後使っていくことを考えても200GBまではいかないと予想しています。
なので256GBでも結構余裕はありますね。
動画ファイルを保存するなど容量の大きなファイルをたくさん保存すると流石に容量が圧迫されてきます。
なので「重いファイルを保存したいけど容量を全く気にせず使いたい」という場合は512GBや1TBを検討するのもありです。
256GBのPC+外部メモリという手もあります。
128GBの時と違ってアプリのインストールで容量を圧迫する心配は少ないので、重いファイルだけ外部メモリに保存しておけばOK。
ハードディスクの外部メモリであれば安価なので追加コストもあまりかかりません。
容量が心配な場合はまずは512GBのPCを買ってみて容量をどれくらい使うかチェックするのがおすすめです。
注意)
PCを買う場合はHDD搭載のPCではく、必ずSSD搭載のPCを買うようにしてください。
HDDのPCは値段の割に容量は大きいですが、動作がかなり重いです。
最近のOSはかなり動作が重くなってきたので、HDDだとめちゃくちゃ遅いです。
※外部メモリは安価なHDDを使うのもあり
終わりに
今回は、「Pythonのための最低ディスク容量は?」というテーマでお話ししました。
128GBのPCは安い以外にメリットはありません。
動作が重くなるので効率が悪いですし、容量のコントロールも難しくなります。
2〜3万円ほど値段が上がりますが、なるべく容量256GB以上のPCを買うようにしましょう。
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