今回は、
「Pythonを勉強しているけどどんなソフトでやるのがいいの?」
という疑問に答えます。
Pythonを勉強するならJetBrains製品のPyCharmがおすすめです。
PyCharmは無料で使えるプログラミングエディタの中では機能が多く使いやすいと思います。
そこで本記事では、PyCharmの概要と活用するメリットについて紹介します。
PyCharmとは?
PyCharmはJetBrains製品のPython特化エディタです。
Pythonが使えるのはもちろんのこと、他のプログラミング言語の編集にも十分活用できます。
PyCharmには無料で使えるCommunity版と有料のProfessional版があります。
Community版は機能がProfessional版よりも制限されますが、初心者がプログラミングを勉強するには十分過ぎる機能が利用可能。
具体的にはPyCharmには以下のような機能があります。
・エラーの自動検知
・入力した内容から変数名や関数名を予測して補完
・ソースコードのフォーマット調整
・バージョン管理の補助
・プロジェクト内の検索
上記の機能を活用すれば初心者でもかなりスムーズにプログラミングが学習可能です。
PyCharmを使う3つのメリット
「初心者の学習を手助けする機能が充実」、「Community版は完全無料で使える」、「バージョン管理に関する便利機能がある」の3つです。
初心者の学習を手助けする機能が充実
PyCharmは「テキスト補完」、「シンタックスハイライト」、「エラー自動検知機能」といった機能を備えています。
初心者は特にですが、プログラミングはスペルミスの修正やエラーの原因追求に膨大な時間を費やすことが多いです。
スペルミスなんて大したことないと思うかもしれませんが、プログラミングはちょっとしたミスでも影響は少なくありません。
また、スペルミスなど小さなミスほど見つけるのが難しいんですよね。
私が初心者の時もエディタではなくメモ帳でプログラミングをしていましたが、エラーを見つけるのに非常に時間がかかりました。
エラーの除去のためにかなり無駄な時間を使ってしまいましたね。
PyCharmにはテキスト補完やエラーの自動検知といった機能があるので、修正やエラー調査に使う時間を大幅に減らすことができます。
調査時間を短縮できればプログラミングのスキルアップに専念できるので、効率的にプログラミング学習可能です。
Community版は完全無料で使える
PhpStormなどJetBrainsの他の多くの製品は30日間無料で使えますが、それ以降は有料です。
一方のPyCharmもProfessional版は有料ですが、Community版は完全無料で使うことができます。
Professional版と比較した場合、機能は少し制限されますが、勉強やちょっとした開発を行うには十分な機能を備えているので初心者が使う分には特に問題ありません。
バージョン管理に関する便利機能がある
PyCharmにはGitなどバージョン管理に関する便利機能がいろいろと備わっています。
多くのバージョン管理コマンドがGUI操作できるのでGitやSubVersionの知識が浅い人でも簡単にバージョン管理が可能。
バージョン管理コマンドはそこまで複雑なものではありませんが、あって困るものではないですね。
また、バージョン間やブランチ間の差分比較も簡単な操作で可能です。
差分行を確認しながらマージもできます。
関連記事>>PyCharmでGit管理する方法とバージョン管理各種操作
終わりに
プログラミングにエディタはほぼ必須と私は考えています。
プログラミングはメモ帳でもできますが、専用エディタを使うと勉強や作業の効率は全然違います。
「PyCharmがいまいちかな」
と感じた方であってもメモ帳や普通のテキストエディタではなく、vscodeなどプログラミング専用のエディタを使うようにしましょう。
PyCharmはPythonのエディタとしてはかなり使いやすいと思います。
Community版は無料で使えますし、メモ帳や普通のテキストエディタを使うよりははるかに効率がいいです。
是非この機会に試してみてください。
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