こんにちは、みやびのです。
今回は、
という疑問に答えます。
PythonとJavaScriptなら基本的にどちらで始めてもよいです。
記述が楽なPythonが特におすすめですが、JavaScriptも取り組みやすい言語なのでJavaScriptから始めるのもありですね。
やりたいと思った方から始めましょう。
どちらでもよいと言うと迷う方も多いと思うので、本記事ではPythonとJavaScriptの特徴を比較します。
選ぶ際の参考にしてください。
本記事の内容は以下の通りです。
・【比較】PythonとJavaScriptはどちらを学ぶべき?
・迷っている人はPythonで始めよう
・Web系を目指しているならJavaScriptから始めるのもあり
【比較】PythonとJavaScriptはどちらを学ぶべき?
PythonとJavaScriptについて以下の4点を比較します。
・難易度
・人気度
・得意分野と活用分野
・始めやすさ
どの項目もあまり差はありません。
私はPythonをおすすめしていますが、JavaScriptで始めるのも全然ありです。
難易度
Pythonは難易度が最も低い言語の一つです。
記述方法がかなりわかりやすく、他の言語で煩わしかった括弧(かっこ)やセミコロンもありません。
たかが、括弧(かっこ)やセミコロンと思うかもしれませんが、初心者の頃はこの2つのミスが結構多いんですよね。
しかも単純ミスって意外に見つけるのが難しいので解決に時間がかかり、初心者の心を砕いてきます。
単純ミスの連続で挫折してしまう人も多いと多いです。
私もC言語からプログラミングを始めましたが、括弧(かっこ)の数とセミコロンではめちゃくちゃ苦労しました。というか今でも苦労しています(笑)。
JavaScriptは特に括弧(かっこ)を書くことが多い言語なので数をミスしやすいです。
Pythonならつまらないミスで時間を割くことも大幅に減るので挫折する可能性も低くなります。
一方のJavaScriptの難易度について。
一言にJavaScriptと言ってもWebブラウザで動くものとサーバーサイド(Node.js)で動くものがあり、さらにフレームワークもvue.js、JQuery、Babel、TypeScript、knockout.js、Aureliaなどなどたくさんあります。
どのフレームワークを選ぶかによって全く難易度が異なります。
比較的難易度が低く初心者でも取り組みやすいのは、
・Node.js+Babel(サーバーサイド系)
・vue.js(Web系)
・JQuery(Web系)
の3つです。
TypeScriptは、コンパイルがいるのでやや作業が増えます。
knockout.js、Aureliaは中・上級者向け。他にもいろいろありますが、最初はいろいろ調べるよりも見つけたものをとりあえず試してみるのがおすすめです。
人気度
2019年の言語人気ランキング(年次レポート「オクトバース(Octoverse)」調べ)では、1位がJavaScript、2位がPythonとなっています。
どちらも非常に人気が高いですね。
JavaScriptはNode.jsの登場によりサーバーサイドでも動くようになったことや、新しいフレームワークの登場によりどんどん使いやすくなったことに急速に成長しました。
Web系ではほぼ必須の言語なので今後も長く使われる言語となりそうですね。
一方のPythonは機械学習分野で注目されている言語です。
機械学習分野は今後も成長していく分野なのでPythonは今後も活躍する言語の一つとなりそうですね。
得意分野と活用分野
Pythonは機械学習やデータ解析です。
JavaScriptはWeb系の操作が得意というより、Web系をやるならほぼ必須言語ですね。
どちらの言語もライブラリがかなり充実しているので、できることは意外と似通っています。(性能や得手不得手など細かい話を考えると違いはありますが、初心者は考慮不要です)
チャットボットや簡単なアプリ開発はどちらの言語でもできるので、初心者が作れそうなものはだいだい網羅しています。
始めやすさ
Pythonは実行環境を作るためにインストーラーのダウンロードが必要です。
一方のJavaScriptは、.jsファイルに以下の記述をするだけで動作します。(ただし、Node.jsはインストーラーのダウンロードが必要です)
<script src="scripts/main.js"></script>
なのでJavaScriptの方が始めやすいです。
とは言えPythonも公式サイトでインストーラーをダウンロードして実行するだけですなので、パソコンの知識があれば十分セットアップできます。
おすすめはPython。Webを目指している人はJavaScriptもあり
迷っている人はPythonがおすすめです。
Web系を目指している人はJavaScriptから始めるのもありですね。
迷っている人はPythonで始めよう
どの言語を学ぶか迷っているならPythonがおすすめです。
やはり記述の簡単さは初心者にとって大きいですね。
JavaScriptは簡単な処理でも割と回りくどい記述が必要な場合が多く、その分記述ミスの可能性が高くなります。
また、Web系をやりたい場合はJavaScriptに加えてHTMLやCSSの勉強が必要です。勉強のボリュームが多くなってしまうので挫折する可能性が高くなります。
Pythonなら単体でもできることが多いのでJavaScriptよりは初心者向きです。
Web系を目指しているならJavaScriptから始めるのもあり
Web系エンジニアを目指している場合はJavaScriptから始めるのもありです。
ただしWeb系をやる場合HTMLやCSSの勉強もあります。
JavaScript・HTML・CSSのどれを優先して勉強するか明確にしましょう。
終わりに
基本的にどちらで始めてもよいですが、迷っているという方はPythonから始めるのがおすすめです。
もちろんJavaScriptも難易度はあまり高くないので最初の言語として選ぶのもありですね。(フレームワークによっては難易度が上がりますが)
プログラミングの基本的な考え方はどの言語も同じなのでPythonで学んだことはJavaScriptでも活かせます。逆もしかり。
どちらで始めるか悩むのは時間の無駄です。
今回の記事も参考にしつつ直感でもいいので今すぐ決めて勉強を始めましょう。
Pythonと他の言語の比較記事>>Pythonと他の言語の比較