「基本情報のアルゴリズムでなかなか点が取れないけど捨てるのはあり?」
という疑問に答えます。
こんにちは、みやびのです。
私も基本情報のアルゴリズムには苦戦しておりました。
早速結論を言いますが、アルゴリズムを捨てるのはなしです。
アルゴリズムは配点が25点と高いので、捨ててしまうと合格が難しくなります。
なのでアルゴリズムは必ず得点できるようにしましょう。
本記事では、「アルゴリズムを捨てるべきでない理由」と「アルゴリズムで得点するための方法」について紹介します。
Table of Contents
【基本情報】アルゴリズムを捨てるべきではない3つの理由
基本情報のアルゴリズムを捨てるべきではない理由は以下の3つです。
・配点が高いので捨てると合格が厳しくなる
・アルゴリズムはプログラミングと同時に勉強できる
・難易度は決して高くない
配点が高いので捨てると合格が厳しくなる
アルゴリズムを捨ててはいけない一番大きな理由は配点が高い点です。
25点という得点は見過ごせる点ではありません。
基本的に資格試験は配点が高い分野を捨てる選択肢はないので、アルゴリズムは必ず得点できるようにしましょう。
「でも75点中60点なら何とかいけるんじゃない」
と思うかもしれませんが、80%以上得点しないと合格できないのでなかなか厳しいです。
また、アルゴリズムとプログラミングは同じような問題が出題されます。なのでアルゴリズムで得点できない人はプログラミングでも得点できない可能性が高いです。
プログラミングも25点なのでアルゴリズムと合わせて50点。アルゴリズムとプログラミングで得点できないと合格点を割ってしまいます。
アルゴリズムが苦手という人でも正しい勉強をすれば得点を伸ばすことは可能です。
私もアルゴリズムは苦手でしたが、勉強方法を改善することで得点を伸ばすことができました。
諦めずに勉強を続けましょう。
アルゴリズムはプログラミングと同時に勉強できる
上記の通り、アルゴリズムとプログラミングは似た傾向の問題が出るので、アルゴリズムで得点できないとプログラミングでも得点することが難しいです。
が、裏を返せば「アルゴリズムができる人はプログラミングでも得点しやすくなるということ」。
アルゴリズムとプログラミングは同時に勉強できるのです。
満点の50点は難しいとしても30~35点得点することができれば、あとは他の分野で30点くらい得点すればOK。
他の問題に関しては必須問題の「情報セキュリティ」以外は選択できるので比較的得点しやすいです。
アルゴリズムができるようになればかなり合格に近づきます。
難易度は決して高くない
アルゴリズムの問題は決して難易度が高いわけではありません。
毎回似た傾向の問題が出るので、解き方を理解していれば安定して得点できます。(たまに違った角度の問題も出ますが)
私も「アルゴリズムとプログラミングが難しい」と感じている時期がありました。
しかし、冷静に見直したところ問題が難しいのではなく、「勉強の仕方が間違っていることが問題」でした。
アルゴリズムは勉強の仕方を間違えないことが大切です。
現在アルゴリズムが全然得点できない人であっても、間違った勉強を修正すれば得点できるようになります。
【過去問だけじゃ無理】アルゴリズムで得点するための勉強方法
アルゴリズムで得点できない人は勉強の仕方が間違っているだけ
基本情報のアルゴリズム・プログラミング以外の問題は過去問だけでも十分得点できるようになります。
私も何回も過去問を解いて解説を読み込むだけでかなり高得点を獲得できるようになりました。
一方、アルゴリズムとプログラミングは過去問を解くだけではあまり点が伸びません。私は「過去問だけでは無理」と気づくのに非常に時間がかかってしまったため、何度も落ちてしまいました。
アルゴリズムやプログラミングで得点するためには、実際にプログラムを書いて動かしたり、机上でトレースして処理を追ったりするなど、「プログラミングがどのように動くのか」というイメージを頭の中に作ることが大切です。
次の項では具体的な手順を紹介します。
アルゴリズムを勉強するための手順
アルゴリズムの勉強手順は以下の通り。2つのステップがあります。
◆ステップ1:実際にプログラムを書いてみる
いきなり机上で追うのではなくまずは実際にプログラムを書いて動かしてみることが大事です。言語は何でもOKですが、選択予定の言語を選ぶとまとめて勉強できます。
手順は以下の通り。
1.過去問や問題集中の処理フローを実際にプログラムとして書き起こす
2.実際に動かしてみる
3.print文やstep実行を活用して変数の値変化を見る
正解の選択肢はもちろん、「不正解の選択肢を入れると結果がどう変わるか」を見るとより理解が深まります。
ステップ1の作業に慣れてきたらステップ2に進みましょう。
◆ステップ2:机上で追う
机上で追う手順は以下の通り。
1.問題集の内容を印刷する
2.1ステップごとの変数の変化を紙に書き込んでいく
ループの場合はループ開始前後でどう変わるか、条件分岐の場合は真と偽でどう変わるか見ておきましょう。
具体的な手順については以下の記事も参考にしてください。
アルゴリズムの勉強方法
アルゴリズムをPythonで勉強しよう〜実践編〜
終わりに
今回は、「基本情報のアルゴリズムを捨てない方がよい」というテーマでお話ししました。
基本情報の合格を目指す場合、アルゴリズムを捨てるという選択肢はありません。
配点も高いですし、アルゴリズムで得点できないとプログラミングでの得点も難しくなるので合格がかなり厳しくなります。
しかし、裏を返せばアルゴリズムができれば、プログラミングでも得点しやすくなるということです。合格が一気に近づくので捨てる手はないですね。
アルゴリズムは難しいと感じる方も多いと思いますが、勉強の仕方が間違っているだけです。
過去問を解いているだけでは合格は難しいので実際に書いて動かすことが大切。
今回紹介した方法も参考にしつつ、「プログラムを実際に動かす」という点を重視するようにしてください。
アルゴリズムの勉強方法>>アルゴリズムの勉強方法
基本情報午後まとめ>>基本情報技術者(FE)の午後問題で70点以上を取るための勉強方法