「プログラミングの勉強するなら作りたいものを探せと言われたけど特に作りたいものがない」
 という悩みを解決するための記事です。
 「作りたいものがないけど楽しくプログラミングをやってるよ」という方はそのまま楽しくやった方がいいのでそっと本記事を閉じましょう。
 作りたいものがないままプログラミングを勉強していてもつまらないと思いますし、モチベも持ちません。
 仕事で使うから仕方なく勉強している人であっても、まずは作りたいものを見つけた方が勉強の効率が上がります。
 本記事では作りたいプログラムを探す方法について紹介します。
 具体的には以下です。
・プログラミングをやる前に作りたいものを探そう
・プログラミングで作りたいものがない人はゲームをやろう
・メモからプログラミングで作りたいものを見つけよう
本記事を読めば作りたいプログラムを探すヒントを得られます。
作りたいものがないのにプログラミングの勉強をする意味はありますか?

 流行りに乗ってなのかプログラミングを勉強している方が増えていますが、意外に「作りたいものがない」って人が多いです。
 世の中にはものづくりでなく「プログラムを書くこと自体が楽しい」という人もいますが、そういう人は稀ですね(たぶん)。
 プログラミングはものを作る技術なので
 「プログラミングをやりたいです。でも作りたいものがありません」
 という人は、「野球をやりたいです。でもやりたいポジションは特にありません」と言っているようなものです。
 やりたいポジションがないなんて言われたら一生懸命野球をやっている人は、「こいつ本当に野球やりたいのか?」と感じますよね。
 野球をやりたい人は実現性はともかく
 「投手で空振り三振を量産したい」
 「トップ打者になってバンバンヒットを打てるようになりたい」
 とか考えていると思います。(素人の意見です)
 プログラミングをやりたい人も、
 「大ヒットゲームを作りたい!」
 「AI技術でロボットを作りたい!」
 「世の中の役に立つアプリを作りたい!」
 など実現性がなくてもいいですし、抽象的な考えでもOK。
 とにかく作りたいものを見つけることが大切です。
 プログラミングは習得に時間がかかる分野なので、作りたいものがないのに勉強するくらいなら得意分野の勉強に時間を割いた方がよっぽど有意義。
 え?エンジニアになりたいからプログラミングを勉強してる?
 作りたいものがないエンジニアなんてポジション希望のない野球選手と同じですよ。誰も雇いたいとは思いません。
 ついでに言うとプログラミングなんて就職後でも勉強できますし、プログラミング書けないITエンジニアなんて腐るほどいます。
 ITエンジニアになりたいだけなら今一度プログラミングを勉強する意味を考えてはいかがですか?
 以上を踏まえた上でなおプログラミングを勉強したいという人は、作りたいものを全力で探しましょう。
 「これを作りたい!」というものを決めておくと勉強のモチベを維持しやすいですし、プログラミングの勉強も楽しくなってきます。
 次の章から作りたいものの探し方について解説します。
プログラミングで作りたいものがない人はゲームをやろう

 プログラミングで作りたいものがないという人はゲームをやりましょう。
 やるのはゲーム機でもPCゲーでもスマホゲー・ゲーセンでも何でもOK。ジャンルも何でもOKです。
 ゲームでなくてもいいんですが、どうせなら楽しんでやれるものがおすすめ。
 「別に楽しんでやれなくてもいいよ」という人はゲーム以外でもOKです。
 いつも使っているアプリでも文書ソフトなど、他人が作ったプログラムをユーザー感覚で使ってみましょう。
 ゲームをやっているうちに「自分でもこういうゲーム作りたい」というものが出てきたら、「作りたいと思った理由」や「自分ならどんなゲームにするか」ということをメモっておきます。
 作りたいと思ったこと以外でも「ゲームをやっていて気づいたこと」や「感想」をどんどん書き出していきましょう。
 作りたいとは思わないまでも面白い思った部分があれば、面白いと思った理由をメモっておきましょう。
 逆に「つまらない」、「自分ならこうするのに」というところがあればそれも理由をメモします。
 ゲーム好きな人なら改めてやる必要はありません。「面白いと思ったゲーム」と「その理由や不満点」をガンガン書き出しましょう。
メモからプログラミングで作りたいものを見つけよう

 ゲームをいくつかやってメモが溜まってきたらメモから作りたいものを見つける作業に入ります。
 作りたいものは一つではなくいくつか見つけておくのがおすすめです。
 はっきりと「これが作りたい」と思えたものはそのまま書けばOK。
 あとは曖昧な感想や意見から自分を作りたいものを見つけます。
 方法は簡単。気づいた点に対して何か作りたいと思うか自問自答してみましょう。
例)
・面白いと思ったもの→自分も同じようなものを作りたいと思うか?
・つまらないと思ったもの→自分ならどうやって面白くするか?それを作りたいと思うか?
上記のように気づいた点に対して全て自問自答すれば作りたいと思えるものがいくつか出てきます。
 何も作りたいものがなかったという人は他のジャンルのゲームをやったり、繰り返し同じゲームをやってメモを増やしましょう。
終わりに:プログラミングを勉強するなら作りたいものを探そう
作りたいものがないのにプログラミング勉強してもモチベ維持が難しいです。プログラミングを勉強するなら作りたいものを探しましょう。
 ものづくりではなくプログラムを書くこと自体が楽しいなら話は別ですが、「作りたいものがない、探す気もない」ならプログラミングを勉強する意味は薄いので他の分野での勉強を頑張るのがおすすめです。
 世の中にはプログラミングと同じくらい役に立つ分野はたくさんあります。無理にプログラミングに拘る必要はなしです。自分の興味がある分野や得意分野を伸ばしましょう。
 プログラミングに興味があると言うのであれば作りたいものを全力で見つけることが大事です。
 実現性や具体性なんてどうでもいいので作りたいものをまずは一つ見つけましょう。
 今回はゲームから作りたいものを探す方法を紹介しましたが、ヒントは趣味や勉強・仕事など様々なところに転がっています。
 自分が感じたことはどんどんメモして作りたいものを見つけるために役立てましょう。
 おすすめ記事>>Python入門者のための100日勉強方法






