こんにちは、みやびのです。
今回は、
「Pythonを始めるならパソコンとスマホどちらが良いですか?」
という疑問に答えます。
これからPythonプログラミングの勉強を始めようとしている人の中には、スマホとパソコンどちらで始めるべきか悩んでいる人もいると思います。
基本的にはパソコンで開始する方が良いですが、スマホはパソコンにないメリットもあるので本記事を参考にしてどちらを使うべきか考えてみてください。
本記事の内容は以下の通りです。
・Pythonプログラミング パソコンとスマホそれぞれの利点
・Pythonはパソコンとスマホのどちらを使うべき?
Pythonプログラミング パソコンとスマホそれぞれの利点
パソコンがスマホに勝る点
パソコンがスマホに勝る点は以下の3つです。
・文字の入力スピードはパソコンの方が速い
・エディタの機能が充実
・画面が大きい
使いやすさやエディタの機能ではやはりパソコンのが強いです。
文字の入力スピードはパソコンの方が速い
キーボードで打てるので圧倒的にパソコンの方が速く文字入力できます。
スマホはタップ操作なのでどうしても入力が遅くなりがちです。(一応外付けキーボードを使えば改善可能。)
エディタの機能が充実
スマホのエディタと比較するとかなり機能が充実しています。
例えばPyCharmというエディタは無料でありながらこれだけの機能があります。
・エラーの自動検知
・入力した内容から変数名や関数名を予測して補完
・ソースコードのフォーマット調整
・バージョン管理の補助
・プロジェクト内の検索
一方スマホのエディタはシンタックスハイライトや予測変換くらいですね。
「エディタの機能なんてプログラムに影響しないんだし、何でもいいんじゃない?」
と思うかもしれませんが、エディタの良し悪しは勉強効率にも影響するのでかなり大事です。
勉強効率を考えるとパソコンでプログラミングを始めた方が良いですね。
画面が大きい
「え?画面の大きさってそんな重要なの?」
と思うかもしれませんが、地味に重要です。
画面が広いとコードが広く見渡すことができますし、エディタとブラウザを画面内に並べると行ったこともできます。
一方スマホは画面が小さいですし、1度に1つしかアプリを開けません。
Webページなど他のアプリからコピペする場合アプリを切り替える必要があります。
スマホがパソコンに勝る点
スマホがパソコンに勝る点は以下の3つです。
・持ち運びしやすい
・いつでもどこでもプログラミングできる
・独自ライブラリがある(Pythonistaのみ)
持ち運びしやすい
スマホはポケットサイズなので簡単に持ち歩けますね。まあ、持ち歩きやすいように作られているので当たり前の話ですが。
一方でパソコンを持ち歩こうと思うと大きめのカバンが必要です。
最近は小型のパソコンも多く出ていますが、持ち歩くとなるとやはりカバンは必須です。
また、カフェなど外で作業している場合はパソコンを持っているとトイレなどの一時的な離席がしにくいと思います。
スマホならトイレでもどこでも問題なく持っていけます。
いつでもどこでもプログラミングできる
パソコンが持ちこめない場合や開きにくい場合でも操作できるのがスマホの最大のメリットです。
職場などパソコンを持ち込めない場所は多いですが、スマホは割とどこでも持ち込めますし、混んでいるカフェや電車の中などパソコンを開きにくい場面でもスマホなら使えます。
最近はパソコンの起動すらめんどいという人もいます。私のことです(笑)。
スマホは一瞬で起動できるので、ネットサーフィン中に「ちょっとこれ試してみたいな」というものがあれば即座に試せます。
独自ライブラリがある(Pythonistaのみ)
iPhone・iPadの専用ソフトPythonistaにはsceneという独自のライブラリがあります。
sceneはスマホのアクションゲームやアニメーション制作を簡単に作れるライブラリです。
パソコンでは編集のみで実行ができないのでこういった場合はスマホ(iPhone)を使うしかありません。
関連記事>>Pythonistaの使い方まとめ
Pythonはパソコンとスマホのどちらを使うべき?
勉強効率を考えるならパソコン
勉強の効率を考えるなら圧倒的にパソコンです。
・キーボードによる入力ができる
・画面が広く使え、アプリも複数起動できる
・エディタの性能が良いという
という利点からスマホと比較するとかなり効率的にプログラミングの勉強ができます。
プログラミングは書けば書くほど上達していくので文字入力のスピードが大事です。
スマホは「画面の狭さ」・「文字入力の遅さ」・「1度に1つしかアプリを起動できないという制限」からパソコンと比較するとかなり入力できる文字が少なくなります。
プログラミングでよく行う操作である「コピー&ペースト」や「カット&ペースト」もスマホだと少しやりにくいのも問題点です。
外付けキーボードを使えばいくらか改善されますが、それでもパソコンと比較するとやはり入力量は劣ります。
そしてエディタの機能差はやはり大きいですね。
簡単なエラーなら即座に拾ってくれるので実行の手間も省けます。
検索や差分比較などの機能もあるので修正も手早くできます。
隙間時間を活用したい人ならスマホもあり
隙間時間を活用してでもプログラミングを勉強したい場合であればスマホを活用するのもありです。
パソコン中心で勉強している人でも常にパソコンを持ち歩ける訳ではないと思うので補助的に活用するのもありですね。
「本格的にプログラミングを勉強するかまだ迷っているけどをちょっと試してみたい」
という人もスマホでも良いでしょう。
特にプログラミングの勉強のためにパソコンを買うか迷っている人は買う前にスマホを試してみるのがおすすめです。
現時点でスマホのエディタの機能はあまり多くありませんが、今のスマホの普及率を考えるとエディタの機能や操作性は今後向上していくと思います。
そう遠くない未来にスマホでプログラミングすることが主流になるかもしれません。
今後の動向には注目したいですね。
終わりに
初心者がPythonを始めるなら勉強効率が高いパソコンの方が良いです。
スマホはどこでもできるので隙間時間を活用しやすいというメリットがありますが、プログラミングの勉強はしっかりと時間を作って腰を据えて勉強する方が上達が早くなります。
「どうしても時間が作りにくいという人」や、「パソコンを買う前にプログラミングがどんなもんか試してみたい人」はスマホを活用して勉強するのもありです。
現状はパソコンの方が良いですが、将来的にはスマホエディタの機能や操作性も充実してくると思います。
今後の動向にも注目しましょう。
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