こんにちは、みやびの(miyabikno)です。
今回はスマホでPythonプログラミングをする方法を紹介します。
スマホなら隙間時間をうまく活用してプログラミングをすることが可能です。
「忙しくてなかなか勉強の時間が取れない」
「通勤時間も有効に活用したい」
という方はスマホでプログラミングをすることをおすすめします。
Android・iPhoneともに編集・実行ができるアプリがあるので是非試してみてください。
本記事の内容は以下の通り。
・AndroidでPythonプログラミングを始める方法
・iPhoneでPythonプログラミングを始める方法
・スマホプログラミングの学習方法
・スマホでPythonプログラミングするメリット
・スマホでPythonプログラミングするデメリット
目次
AndroidでPythonプログラミングを始める方法
AndroidでPythonプログラミングを始める方法は以下の記事にて説明しています。
Python超入門〜Androidで始めるプログラミング〜
紹介しているAndroidアプリはは「Pydroid」、「QPython」の2つです。
いずれのアプリもPythonの編集と実行ができます。
「Pydroid」について
- 無料で使える
- pipコマンドも備わっており一通りの操作が可能
- スマホ単体でも開発が可能
- UIがシンプル
Pydroidの使い方〜Androidでプログラミングしよう〜
◆ダウンロードはこちら
>>Pydroidをダウンロードする
「QPython」について
- 無料で使える
- pipコマンドも備わっており一通りの操作が可能
- スマホ単体でも開発が可能
- GUI開発が可能
QPythonの使い方〜Androidでプログラミングしよう〜
◆ダウンロード方法は以下の通りです
1.QPython3のリリースサイトから「qpython3-app-release.apk」をダウンロードします
2.「提供元不明のアプリ」のインストールを許可します
Googleストアからのインストールではないので設定から「提供元不明のアプリ」の許可が必要です。
「設定」→「セキュリティ」を開いて「提供元不明のアプリ」にチェックを入れます。
3.「qpython3-app-release.apk」を実行してインストールします
4.「提供元不明のアプリ」を元に戻します
インストールが終わったら「提供元不明のアプリ」の設定を元に戻しておきましょう。
「設定」→「セキュリティ」を開いて「提供元不明のアプリ」にチェックを外します。
iPhoneでPythonプログラミングを始める方法
iPhoneでPythonでできるアプリには「Pythonista3」があります。
「Apple Store」からダウンロード可能です。
Pythonista3の詳細はこちら
「Pythonista3」について
- 有料
- デフォルトではpipコマンドがないので追加が必要
- スマホ単体でも開発が可能
- 画像素材は豊富
有料ですが、Pythonの編集と実行の両方ができますし、画像素材は豊富です。
Python超入門〜iPhone・iPadで始めるプログラミング〜
Pythonistaの使い方まとめ
Pythonistaのおすすめ本+Pythonの勉強方法
スマホプログラミングの学習方法
参考書や学習サイトは基本的にはパソコンと同じでOK
スマホ専用の参考書というのはあまり多くありませんし、買うメリットは少ないです。
ひとまず「Python入門」と入った本を買っておけば問題ありません。
完全な初心者であれば「Python超入門 (たった1日で基本が身に付く!)」がおすすめです。
流石に1日では無理ですが、基礎の基礎を非常に分かりやすく書かれている本なので、参考書の内容を忠実に実践しながら何度も読み返していれば初心者でも短期間で上達できます。
学習サイトで始める場合はProgateがおすすめです。
Progateはプログラミングをゲーム感覚で学べるサイトなので初心者でも挫折しにくいと思います。
Python以外の言語もある他、git・SQL・HTMLなども学べます。
ただし、Progateで学べるのは知識だけなのでプログラミングスキルはあまり上達しません。
Progateでの勉強は早めに切り上げてプログラミングの実践に移りましょう。
スマホならではの勉強方法
スマホの最大のメリットはパソコンと比較すると持ち歩きやすいことですよね。(携帯電話なので当たり前ですが)
・通勤時間
・職場などパソコンを持ち込めない場所
・混んでいるカフェ
といったパソコンが使えない場面や使いにくい場面でもスマホなら使えます。
スマホで勉強するなら上記のような普段なら何もしていないような時間を活用することも考えましょう。
パソコンも活用しよう
プログラミングの勉強という点で言えばパソコンの方が効率が良いです。
理由は以下の通り。
・キーボードが使える
・画面が広く、アプリの複数起動も可能
・プログラミングエディタ(編集ソフト)がスマホより多機能なものが多い
なので「隙間時間くらいしか使えるものがない」とか「パソコンを持っていない」など特別な理由がない限りはパソコンを中心に勉強するのがおすすめです。
パソコンがないという人でも「プログラミングを本気でやりたい」、「エンジニアになりたい」と考えている人ならパソコン代をケチるのやめましょう。
プログラミングをやるならパソコンは絶対必要な投資です。
電子書籍を活用する
電子書籍ならスマホさえあればいつでもどこでも読めます。
混んでいる電車の中や行きつけのカフェ・会社の休み時間などを有効に活用して勉強可能。
重い本を持ち歩く必要もありません。
そしてコピペができるので普通の参考書よりも勉強が楽です。
Amazonのkindle unlimitedなら無料で読める本もたくさんあるためおすすめです。
スマホでPythonプログラミングするメリット
スマホでプログラミングするメリットは以下の3点です。
・持ち運びが楽
・スマホさえあればいつでもどこでもできる
・パソコンが使えなくてもプログラミングできる
パソコンと比較すると持ち運びが便利で手軽にプログラミングできることが特に大きなメリットです。
持ち運びが楽
持ち運びが楽・・・というかスマホは常に持ち歩いていますよね。
パソコンの場合、カフェなどでプログラミングしたい場合は大きめのカバンに入れて持ち歩く必要があります。
カフェなどで開いていると目立つのでスマホよりも盗難の可能性も高いです。トイレに立ちたい場合などは特に困りますよね(笑)。
スマホならカバンを用意する手間もないですし、ちょっと席を外す場合でも持っていけるので盗難のリスクも少ないです。
スマホさえあればいつでもどこでもできる
スマホさえあればいつでもどこでもプログラミングできるので例えば、
・通勤通学時間を活用する
・仕事の休憩中にプログラミングする
など隙間時間をうまく活用してプログラミングできます。
パソコンの場合は持ち込めない場所や持ち込みにくい場所も多いですが、スマホであれば基本的にどこでも持ち込めます。
また、場所も取らないので混んでいるカフェなどでもあまり気にせず作業可能です。
パソコンが使えない人てもプログラミングできる
スマホが普及したお陰でネットをみるのもスマホで事足りることも多くなってきたので、パソコンがなくても不自由はなくなってきました。
一方で、スマホは使えるけどパソコンは苦手という人も増えてきました。
「プログラミングする前にパソコンを覚えて・・・」
などやっているとプログラミングの前にパソコンの勉強で挫折する可能性があります。
スマホプログラミングならパソコンがなくてもプログラミングの勉強を進められます。
並行してパソコンの勉強もしておきましょう。
スマホでPythonプログラミングするデメリット
スマホのデメリットは以下の2点です。
・キーボードと比較すると遅い
・エディタの機能はPCに劣る
・一度に1アプリしか表示できない
キーボードと比較すると遅い
スマホはフリック入力ですが、キーボードと比較するとやはり遅い。
そしてスマホ入力が苦手という人もいると思います。
私もめっちゃ苦手です(笑)。
文字入力はともかくコピペ操作などは慣れないとなかなか面倒ですよね。
スマホ入力が苦手だけど、スマホでやりたいという人は外部キーボードを使うのがおすすめ。
Bluetoothキーボードなら持ち運びも便利ですし、邪魔にはなりません。
エディタの機能はパソコンに劣る
パソコンと比較するとエディタの機能はかなり少ないです。
Pythonistaはスマホのエディタとしては機能がそこそこ充実していますが、やはりパソコンのエディタより劣ります。
プログラミングの勉強効率はエディタの機能に依存する部分があるので初心者が勉強する場合はここがネックです。
とは言え独自のライブラリが使えたりスマホの入力しにくさをカバーする機能もあるので、完全にパソコンエディタの下位互換ではありません。
手軽に持ち歩けてどこでもできるというメリットがあるのでスマホからプログラミングを始めるのもありです。
一度に1アプリしか表示できない
パソコンならブラウザとエディタを開いて作業をすることが可能です。コピペしたい場合でも
終わりに
今回は以下の3つのアプリを紹介しました。
・Pydroid(Android)
・QPython(Android)
・Pythonista(iPhone・iPad)
いずれもパソコンのエディタと比較すると機能面では劣りますが、スマホは持ち運びやすくいつでもどこでもプログラミングできるというメリットがあります。
これからプログラミングの勉強を始めるという人はスマホも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?