今回は、基本情報技術者(FE)午後問題の情報セキュリティの勉強方法について説明します。

情報セキュリティは必須問題であり、配点も20点あります
アルゴリズム・プログラミングに次いで合格への影響が大きいため、優先的に勉強することが大切です。

まずはプログラミング・アルゴリズムの勉強をして、得点が上がってきたら情報セキュリティの勉強を進めておきましょう。

本記事の内容は以下の通り。

・情報セキュリティ(FE午後問題)勉強のポイント
・情報セキュリティ(FE午後問題)受験時のポイント

情報セキュリティ(FE午後問題)勉強のポイント

勉強
情報セキュリティの勉強のポイントは以下の通り。

・情報セキュリティの出題内容
・情報セキュリティ勉強の優先度
・午前問題を中心に基礎を学ぶ
・過去問題集で問題を解く
・最新情報を収集する

情報セキュリティの出題内容

情報セキュリティの出題内容は、以下の2つです。

・WAN・LAN環境の構築に関する問題
・用語の知識量を問う問題

知識がないと解けない問題も多いので午前問題を勉強してしっかりと基礎知識を身につけておきましょう。

情報セキュリティ勉強の優先度

情報セキュリティの勉強は以下の通り。

最優先:プログラミング・アルゴリズム
優先度高:情報セキュリティ
優先度低:それ以外

最優先で勉強すべきはやはりプログラミング・アルゴリズムです
プログラミング・アルゴリズムが得点できないと合格はかなり難しくなります。

次が情報セキュリティです
必須問題ですし配点も20点あります。
他の問題は得意分野を中心に解いておけばOKです。

午前問題を中心に基礎を学ぶ

まずは過去問題集の午前問題を中心に基礎知識を身につけます。

ただ解くだけでなく解説をしっかり読むことが大事です

正解の選択肢だけでなく不正解の選択肢についても調べておきましょう。
解説ではわからない所については参考書やネット記事も活用して勉強しておきましょう。

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過去問題集で午後問題を解く

午前問題をある程度解けるようになったら午後問題の過去問も解いておきましょう。
午後問題の過去問でチェックするのは以下の3点です。

・どのような問題が出るか把握する
・現在の理解度を把握する
・問題を解く時間を計測する

特にどのような問題が出るか把握しておくことが非常に重要
事前に練習しておけば本番で戸惑わずに解くことができます。

必ず1問は実際の問題を解いておきましょう。

最新情報を収集する

情報セキュリティは最新の不正アクセスやセキュリティに関する問題もよく出題されます。
情報セキュリティに関する最新情報は積極的に収集しておきましょう。

最新の問題に関しては配点が高い訳ではないですが、知っているだけでも得点できる場合もありますし、仕事をする際にも役立つ知識が多いです。

勉強しておいて損はありません。

収集する情報としては以下のものがあります。

・最新の不正アクセスの手口
・最新のセキュリティ技術
・ネットワーク環境の変化

時代によってネットワークの環境の変化や不正アクセスの手口により情報セキュリティの形も変化していきます

例えば2019年10月の試験では在宅ワークの問題が出題されています。
在宅ワークが増えたことによりセキュリティの形も変わっていることを考慮しての出題ですね。

最新情報を知らないと解けない問題はあまり出題されませんが、「情報セキュリティの情勢が変わった時ににどのような影響があるか」ということを意識して情報収集しておきましょう。

情報セキュリティ(FE午後問題)受験時のポイント

情報セキュリティの解答優先度

情報セキュリティは必ず1問目に出題されますが、配点や集中力を考えると先にプログラミングやアルゴリズムの問題を解くのがおすすめです。

まずはプログラミングとアルゴリズムを解いて、その後に情報セキュリティの問題を解きましょう。

情報セキュリティの解答手順

基本的に知識を問う問題が出題されることが多いため、上から順に解いていけばOKです。

計算問題はあまりないため、知っているか知っていないかでほぼ結果が決まってしまいます

なので知らない問題や考えてもわからない問題は飛ばして次の問題に移りましょう。
配点は高いですが、選択問題でも挽回は可能です。

あまり時間を使い過ぎずに選択問題を解く時間を残しておきましょう。

終わりに

今回は情報セキュリティの対策について紹介しました。

情報セキュリティは必須問題であり、配点も20点です

プログラミングやアルゴリズムに次いで高い点なので合格に与える影響も大きいです。
問題は計算問題が少なく知識を問う問題が多いため、知っているか知っていないかでほぼ得点が決まってしまいます。

配点は高いですが、プログラミングとアルゴリズムで得点できていれば、選択問題でも挽回可能です。

なので、時間をあまりかけ過ぎずに選択問題の時間も残しておきましょう。

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