こんにちは、みやびのです。
今回は「PythonにSurface Goを使うのはどうなの?」というテーマでお話しします。

Surface GoはWindowsの中では値段もお手頃で持ち運びもしやすいので良いパソコンではあります。
性能も比較的高いのでPythonに使うのはありですね。

ただし、surfaceを買う際には以下の点に注意が必要です。

・ディスク容量が少ないとすぐに枯渇しやすい(128GB以上推奨)
・搭載RAMが少ないとたまに動作が重くなる(8GB以上を推奨)
・キーボードをつけた時のバランスがあまり良くない

本記事では私が実際にSurface Goを使ってみた経験も交えて上記注意点について説明します。

Surface GoをPython用PCとして使う場合の3つの注意点

サーフェス
繰り返しとなりますが、注意点は以下の3つです。

・ディスク容量が少ないとすぐに枯渇しやすい(128GB推奨)
・搭載RAMが少ないとたまに動作が重くなる(8GB以上を推奨)
・キーボードをつけた時のバランスがあまり良くない

特にディスク容量は後々影響が大きくなってくるのでしっかりと見ておきましょう。

私が使用しているsurface Goのスペックはこちら。
・ディスク:SSD128GB
・搭載RAM(メモリ):8GB
・プロセッサ:1.60GHz

ディスク容量が少ないのですぐに枯渇しやすい

Surfaceはディスク容量が64GBと128GBとディスク容量がかなり少ないです。

すぐに容量が枯渇してディスクを圧迫してしまいます

また、表示上は64GBや128GBですが、実際のデータ領域は10GBほど少なくります。そしてOSで30GB以上を使ってしまうので、実際のデータ領域は128GBでも60GB以下になります。

私は128GBのものを買いましたが、空き容量は15GBくらいで結構かつかつ。

プログラミングのライブラリやアプリの中にはかなり容量が大きいものもあるので、容量が少ないのは致命的です。

また、OSはディスクの空き領域を活用して処理を行うので、空き容量が少ないと動作が重くなります。

128GBでギリギリ使えるかどうか、64GBだとPythonを動作させるのはちょっと厳しいですね。

というわけで容量が気になる場合は容量が大きいものを買った方が良いかもしれません。

「容量ならSDカードや外付けハードディスクで増設できるんじゃないか」
と考えている方もいるかもしれませんが、都度移動したり、フォルダ設定を変えたりなどの設定が結構手間です。

また、OSの容量が結構でかいのでそれだけでかなり容量を圧迫してしまうんですよね。

さらに多くのアプリがCドライブにインストールすることを想定されているので、他のドライブにインストールできなかったり、インストールできてもうまく動作しなかったりと面倒なことが多いです。

なのでそういった手間を考えると最初から容量の大きいパソコンを買った方が無難ですね。

「Surface Laptop Go」ならタブレット化の機能はありませんが、容量は256GBのものもあります。
タブレットとして使用するつもりがないならこちらを活用するのもありですね。

搭載RAMが少ないとたまに動作が重くなる(8GB以上を推奨)

ディスク容量ほど致命的ではありませんが、搭載RAMも大きい方がいいですね。

できれば8GB以上のものを選びましょう。

搭載RAMは一度に処理できるデータ量に影響します。メモリが大きいほど一度にたくさんのデータを扱えるようになり、逆に少ないと動作が重くなり、一部アプリケーションがうまく動作しないなどの不具合も起きやすいです。

私は搭載RAMが4GBのものを使っていますが、ごくたまに動作が重くなります。
確認したら8GBでした。

PyCharmなどのエディタや一部アプリは結構容量を使うので、アプリをたくさん開くような使い方をしているとなかなかきついです。

アプリを画面に表示していなくても、アプリを開いている場合はバックグランドで通信やデータ処理を行なっているので、RAMのデータ領域を消費します。
なのでメモリが少ない場合はなるべく開くアプリを少なくしたり、ブラウザのタブを減らしたりすることが大切です。

キーボードをつけた時のバランスがあまり良くない

Surfaceの大きな欠点の一つがキーボードをつけた際のバランスがあまり良くないことですね。

電車の中で膝の上に乗せて作業することを想定している人には向きません。

机の上に置いて普通に使う場合も油断すると倒れたりするので結構ストレスです。

なので、膝の上で作業したい人やちょっとしたストレスも感じたくないと思っている方はSurface以外のパソコンを選んだ方が良いですね。

Windows派ならSurface GoをPythonに使うのはあり

surface2
上記のように注意点はありますが、Windows派であればSurface Goを使うのは全然ありです。

Surface Goのメリットは以下の通り。

・値段がお手頃
・性能も比較的高い
・持ち運びがしやすい
・タブレットとしても使える

値段がお手頃

Surface Goは256GBで8GBのパソコンだと10万円くらいです。
同程度の性能の他のパソコンでは12,3万くらいするのが普通なのでかなりお手頃価格ですね。

少しでも安く買いたいならSurface Goはおすすめ。

ただし、先ほども説明した通り128GB以下はあまりおすすめしません。
64GBだと7〜8万円で買えますが、容量がかなり厳しいのであっという間に容量が枯渇してしまいます。

なるべく256GB以上のものを選びましょう。

性能も比較的高い

Surface GoはSSD搭載が基本なので性能は比較的高いです。

他社のパソコンだと未だにHDD搭載のパソコンがあったりします。
HDD搭載のパソコンは容量は非常に多いのですが、立ち上げスピードもアプリの速度もめちゃくちゃ遅い。

最近はOSが非常に重いこともあり、うっかりHDD搭載のパソコンを買ってしまうとストレスMAXです。

なのでSurfaceを選ばない場合でも必ずSSD搭載のパソコンを買いましょう。

PCの性能は何を重視すればよいですか?SSDを搭載しよう

持ち運びがしやすい

Windowsは重量級のパソコンが結構多いですが、Surface Goはかなり軽いので持ち運びに便利ですね。

サイズも小さいのでカバンにもすっぽり入ります。

外で作業をするなど持ち運びをすることを考えている場合はおすすめです。

タブレットになる

サーフェスの最大の特徴がやはりタブレットになることです。
キーボードをつけた状態だと電車では作業しづらいですが、タブレットとして使えば作業ができます。

また、電子書籍を読む場合もタブレットにすることで読みやすくなります。

電子書籍をパソコンでよく読むという人は是非活用してみてください。

終わりに:PythonにSurface Goを使う場合は注意点を考慮しつつ購入しよう

PythonにSurface Goを使う場合は以下の点に注意しましょう。

・ディスク容量が少ないとすぐに枯渇しやすい(128GB推奨)
・搭載RAMが少ないとたまに動作が重くなる(8GB以上を推奨)
・キーボードをつけた時のバランスがあまり良くない

特に容量は取り返しがつかないので購入する際は絶対に考慮しておきましょう。

上記を注意すればSurface Goを活用するのは全然ありですね。

タブレット機能を使わないなら「Surface Laptop Go」もありです。
256GB以上の容量があるのでPythonをやるために必要な十分な容量を確保できます。

Pythonのために買うならタブレット機能は要らないので、今回紹介した注意点を考えると「Surface Laptop Go」の方がおすすめですね。

私も次のWindows PCは「Surface Laptop Go」を買う予定。
もっと良いのが出たらそっち買うかもですが。