こんにちは、みやびのです。
ITエンジニア歴10年ほど、プログラミング歴は14年ほど。

今回は「未経験者がITエンジニアを目指す時にプログラミング勉強しても全然有効じゃないよ」というテーマでお話しします。

「ITエンジニアを目指すのでプログラミングを勉強している」
という方は多いですよね。

が、本当にITエンジニアになりたいのであれば「プログラミングを勉強すること」に疑問を持つべきです

ネットの情報に流されてプログラミングを勉強している方は多いと思いますが、「ITエンジニア=プログラミングをする仕事」ではありません

闇雲に勉強せずにあなた自身が「どこを目指すかのか」、「目指すためには何が必要なのか」を考えることが大切です。

本記事では、「未経験者がプログラミングを勉強しても有効ではない3つの理由」、「未経験者がITエンジニアになる前に考えること」の2点について説明します。

未経験者がプログラミングを勉強しても有効ではない3つの理由

落ち込む
未経験者がプログラミングを勉強しても有効ではない理由は以下の3つです。

・「ITエンジニア=プログラミングを書く仕事」ではないから
・実務経験者には勝てないから
・短期間の勉強では力がつかないから

「ITエンジニア=プログラミングを書く仕事」ではないから

どうにも「ITエンジニア=プログラミングを書く仕事」というイメージが広がっているのですが、プログラミングを書くことはITエンジニアの仕事のほんの一部に過ぎません。

ITエンジニアの仕事には例えば以下のようなものがあります。

・システム化のため顧客と対話する
・システム化のための戦略を練る
・システムの企画
・設計書を作成する
・プログラミング
・テストをする
・システムを評価する
・システム運用・トラブル対応

上記のようにかなり多くの仕事があります。

もちろん一人で全てやっているわけではなく、顧客と対話することがメインの人もいれば設計やプログラミングがメインの人もいます。プログラミングを一切書かないITエンジニア、そもそも書けないITエンジニアとか普通です。

また、プログラミングメインの人でもテストやドキュメント作成など、プログラミング以外の仕事が意外に多いので、プログラミングを書く総時間はあまり多くありません。

当然ドキュメント作成やテストといったスキルも必要なので、プログラミングがメインの人でもプログラミングがきるだけではダメな訳です

逆に言えばプログラミングスキルが弱くても、他の要素でカバー可能。プログラミングで勝負するだけがITエンジニアになるための戦略ではありません。

上記はちょっとネットで調べればわかります。なのでネット広告やSNSなど断片的な情報に惑わされずにしっかりとあなた自身で調べることが大切

何も考えずにプログラミングを勉強することだけは絶対にやめましょう。

実務経験者には勝てないから

「プログラミングを勉強する」ということは「プログラミングで勝負する」ということになりますが、未経験者がいくら頑張って勉強したところで実務経験者には勝てません

日本においては実務経験がかなり重視されています。なので仮に実務経験者以上の実力を得たとしても「実務経験がない」というだけで負ける可能性が高いです。

しかし、プログラミングで勝負しなければ実務経験者にも勝てる可能性があります

例えば営業職であれば、営業で手に入れたノウハウやコミュニケーション能力で勝負すればよいのです。

何も考えずにプログラミングで勝負してしまう方が多いですが、かなり無謀なのでまずは「手持ちのスキルや実績でプログラミング実務経験者に勝つにはどうすればいいのか?」という点を考えるようにしましょう。

短期間の勉強では力がつかないから

プログラミングは短期間では力が尽きません。仕事をしながら勉強する方が多いと思うので、習得には少なくとも1年程度かかると考えた方がよいです

たまに短期間で成果を出す人がいるので勘違いしがちですが、短期間で成果が出せる人は特別な人なので参考にしてはいけません。

そして1年かかって習得できるのは飽くまで基礎であり、ゴールではなくスタートラインです。1年勉強して基礎が終わってからが本番となります。

ITエンジニアは年齢を重ねるごとに未経験からの転職が難しくなります。なので勉強のために時間を使ってしまうのは本末転倒です。

まずは未経験でも雇ってくれる企業に転職して実務経験を積むことを目指しましょう。

未経験者がITエンジニアになる前にやっておくこと

積み木の階段
未経験者がITエンジニアになる前にやっておくことは以下の通りです。

・そもそも本当にITエンジニアになりたいのか考える
・現実的な計画を考える
・ITエンジニアになるために本当に勉強しておいた方がよいこととは?

そもそも本当にITエンジニアになりたいのか考える

ITエンジニアを目指している理由は人によっていろいろあると思います。

例えば以下のような理由です。

・ITエンジニアという仕事にあこがれている
・プログラミングを仕事にしたい
・伸びている業界に入りたい
・お金儲けがしたい

ちなみに私は「コンピュータについて知っておけば将来なんか役立つだろう」くらいの雑な気持ちで入ってます(笑)。
期待通りコンピュータには結構詳しくなれたので、目標達成はできましたね。

理由によって取るべき選択は変わってきます。例えば「プログラミングを仕事にしたい」のであればITエンジニアという職種に拘る必要はありません。

個人でアプリを開発して販売するという方法もあります。

伸びている業界に入りたいのであれば、現在の職種のままIT業界に入ればいいのです。

お金儲けがしたいのであれば、高いスキルが必要なITエンジニアに拘る必要はなく今のスキルや実績を活かせる方法がないか考えた方が結果を出しやすいですね。

ちなみにトップレベルのスキルを持っていれば年収1000万を超えることは可能ですが、私のように凡庸なレベルだと300万~400万くらいです。

これが高いか安いかは今の仕事によると思いますが、1000万超えるためには「営業力を手に入れてたくさん仕事を取る」、「効率よく仕事をこなす方法を考える」、「単価交渉をする」などかなりの努力と工夫が必要なので、道のりは険しく簡単ではありません。

あまり夢を見ないようにしましょう。

上記のように理由によっては必ずしもITエンジニアを目指す必要はなく、別の選択肢も考えられます。

ITエンジニアという職種に拘らずにいろいろな選択肢を模索してみましょう。

現実的な計画を考える

ITエンジニアになる場合は現実的な計画を考えることが大切です

例えば、20代前半であれば未経験でもいろいろやらせてくれる会社は多いので、未経験からの転職も現実的です。

一方、30代以降は未経験で新しいことをやらせてくれる会社はほぼありません。なのでいきなりITエンジニアになるのはあまりおすすめしないです

30代以降の現実的かつリスクの少ない方法としては、いきなり目指すのではなくまず現職のままIT企業に入って3年~5年後にITエンジニアになる方法です

現在の職種のまま入るのが難しいという方は、「今のスキルや実績を活かして入れる職種がないか」考えてみてください。

同じ会社内であれば会社との交渉や努力次第でITエンジニアに異動できる可能性はあります。
また、ITエンジニアと一緒に働くことで客観的にITエンジニアの仕事が見れますし、直接話を聞くことも可能です

「ITエンジニアできそう」と思ったら目指すのもありですし、「ITエンジニア私には無理かな」と感じたらやめるのもあり。

ITエンジニアになるのをやめても仕事はなくならないのでリスクはほぼありません。

IT企業への転職に成功したら、ITエンジニアになるための勉強を始めましょう。

ITエンジニアになるために本当に勉強しておいた方がよいこと

基本的にITエンジニアになるために特別な勉強はしなくてもよいです。

が、「何か勉強しておかないと不安」という方は多いと思います。

ITエンジニアやIT業界に入るためにおすすめな勉強は「情報処理」について学ぶことです。

プログラミングは情報処理の一分野に過ぎません。なのでどうせ勉強するにしてもプログラミングだけ勉強するのはかなり微妙なんですよね。

ありがたいことに情報処理技術者試験というITエンジニアの教科書のような資格があるので、参考書を活用して勉強しましょう。

資格取得は必須ではありませんし、必ずしもプラスにはなりませんが、少なからず就職・転職に有利になるので持っておいて損はないです。余裕がある方は取っておきましょう。

これから勉強する方におすすめなのはITパスポート基本情報技術者です。

◆ITパスポート
基本情報の午前問題だけのような試験。難易度低め。

ITパスポートの試験対策まとめ

◆基本情報技術者
午前問題と午後問題がある2部構成の試験。難易度高め。

基本情報技術者(FE)の午前問題で70点以上を取るための勉強方法
基本情報技術者(FE)の午後問題で70点以上を取るための勉強方法

終わりに

今回は「未経験者がITエンジニアを目指す時にプログラミング勉強しても全然有効じゃないよ」というテーマでお話ししました。

理由は以下の通り。

・「ITエンジニア=プログラミングを書く仕事」ではないから
・実務経験者には勝てないから
・短期間の勉強では力がつかないから

上記はネットでちょっと調べればわかる内容です。ネット広告やSNSの情報に流さされて、思考停止するのはNG。

あなた自身の頭で考えてわからないことは調べるようにしましょう。

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