「Pythonの勉強に挫折しそう。何かよい改善方法はないの?」
という疑問に答えます。

本記事を読めばPythonの「挫折の乗り越え方」と「挫折との向き合い方」について理解できます。

私はPythonではなくC言語からプログラミングを始めましたが、基礎を理解するまで1年以上かかりました。
私の場合効率は悪かったですし、毎日勉強していた訳ではないので比較的遅い方と思いますが、Pythonに限らずプログラミングは習得に時間がかかります。

たまに3ヶ月とかで成果を出す人がいますが、そういった人は「他の分野で一定の成果を上げている人」か「1日8時間」とか勉強している人なので比較する必要はありません。

すぐに結果を求めずに最低でも半年・できれば1年くらい勉強を続けることを考えましょう。

早い人と比較せずに自分のペースで勉強することが大切です。

Python勉強の挫折を乗り越える7つの方法~長期的な視点で考えよう~

長距離走
Pythonの勉強で挫折を乗り換える方法は以下の通り。

・1年先を見て勉強する
・最初は勉強ではなく遊ぶ
・1日10分から始める
・人と比較しない
・お金以外の目標を作る
・最初から完璧を求めない
・目標を決める

Pythonの習得には時間がかかります。
長期的に考えて最初は遊びながら学ぶくらいの気持ちで始めるのがおすすめです。

1年先を見て勉強する

Pythonを勉強する場合は1年くらい先を見て勉強を進めましょう

プログラミング完全初心者がPythonを学ぶ場合、基礎の基礎を理解するだけでも半年とか1年です。

もちろん基礎の基礎だけでは全然役に立たないのでそれ以降も仕事をしながら勉強を続ける必要があります。

そしてプログラミングというのはめちゃくちゃ奥の深い分野ですし、技術の進化も速い分野なので勉強に終わりはありません。一生勉強です。

何十年も勉強を続けることを考えると最初の基礎理解にかかるのが3ヶ月だろうが1年だろうが些細な問題じゃないですか。

焦らずに1年先を見てじっくりと勉強しましょう。

「でも早くプログラミングスキルを身につけて稼ぎたいんです」
という人もいると思います。

が、そんなすぐにお金を稼がなきゃいけないくらい切羽詰まっているんですかね?

もし来月の生活もできないくらいなら困っているなら、プログラミングよりも早くお金になる方法を探しましょう。

短期でプログラミングスキルを身につけてなおかつ稼ぐというのはかなりハードルが高いです。

最初は勉強ではなく遊ぶ

ネットを見ると「Pythonは基礎勉強から始めろ」という意見が圧倒的に多いですが、基礎勉強から始めると動かす前に挫折する人が出てきます。

なのでまずはPythonを動かす方法だけ覚えて動かしまくるのがおすすめです。
動かすプログラムは書籍のコードでもよいですし、ネットからコピペしたコードでもOK。

とにかくいろいろなプログラムを動かしまくりましょう。

最初はコードの内容は理解しなくてもOKです。
まずは書いて動かすまでの過程を理解しましょう。

1日10分から始める

ネットを見ていると「平日は毎日2時間勉強。土日は8時間勉強」とか長時間勉強している人が多いですが、そんなスーパーマンと比較しなくてもOKです。

まずは1日10分から始めましょう

1日10分でも休憩時間にちょっと参考書を読むとか簡単なコードを書いて実行するといったことができます。
まずはそういった隙間時間を活用して始めましょう。

もちろん1日10分をずっと続けていると成長が遅くなります。
勉強が進んできたら「今日は30分」、「今日は1時間」とかできる範囲で徐々に勉強時間を増やしていきましょう。

人と比較しない

比較するのは過去の自分だけでOKです。
他人との比較はやめましょう

同じPython初心者でもスタートラインが全然違います。

・タイピングができない初心者
・タイピングができる初心者
・プログラミングは初心者だけどIT関係者

タイピングができない初心者はタイピングの勉強も必要な分Python習得までものすごい時間がかかると思います。

また、プログラミング自体は初心者でもIT関係者なら他の初心者よりも多少は有利です。

人によって学歴も実務経験も全然違うので成長速度には少なからず差がでます。

たまに3ヶ月くらいで猛烈な成果を出す人がいますが、そういった人はスーパーマンなので完全に比較不要です。
大半の人が勉強にものすごい時間を費やしているか、途中で挫折しています。

他人と比較せず過去の自分と比較しましょう。

お金以外の目標を作る

「プログラミングは稼げると聞いたので始めました」
という人が多いですよね。

別に「稼ぐためにプログラミングを始めるな」とか固いこと言いませんが、プログラミングは習得に時間がかかる分野です。

人によっては1年以上習得に時間がかかります。
そして技術が身についたからと言ってすぐに稼げるわけではありません。

別途稼ぐためのスキルが必要です。
稼げない期間はかなり長くなるので稼ぐことが目標だと挫折する可能性が高くなります。

お金を目標にするのもOKですが、お金以外の目標も持ちましょう。

最初から完璧を求めない

「毎日勉強しろ」
「基礎勉強をやってから書け」
「書くコードは全部理解しろ」
という意見が割と飛び交ってますが、上記はめっちゃハードル高いですよね。

というわけで「基礎勉強は後回しでよい」、「コードは理解できる範囲で理解」でいいと私は考えています。
まずは理解していないコードでもぐちゃぐちゃなコードでもいいので動かしてみましょう。

動かす中で徐々にコードの理解をしていけばOKです。

そしてある程度理解できるようになってきたら基礎勉強で復習しつつ、書いたコードの理解を進めていきましょう。

目標を決める

「勉強を続けるだけでは意味がない」
という意見は一理あります。

ただ、もくもくと勉強しているだけではマンネリ化して飽きてきますし、成果や成長も遠ざかります。

なので目標を決めて勉強をすることは大切です

しかし、いきなり難しい目標にしてしまうとなかなか達成できないので、逆効果です。

少し難しいけど頑張れば達成できる」という目標にしましょう。

目標を1つクリアしたらまた新しい目標を考えます。常に目標に向かうことでモチベーションも維持しやすいですし、目標をクリアすれば達成感も生まれます。

最初は簡単なものでもいいので常に目標を1つ作ってそれに向かって作業を進めましょう。

Python勉強で挫折してもまた立ち上がればよい

立ち上がる
「挫折=終わり」と考えていませんか?
「挫折=終わり」ではなく「挫折=通過点」と考えることが大事です。挫折してもまた立ち上がればOK。

Pythonを勉強している大半の人が幾度とない挫折を繰り返して今に至っています。

私も何十、何百、あるいはそれ以上の挫折を繰り返してきました。
が、挫折しても何度も立ち上がり今日までプログラミングを続けています。

挫折するのは普通です。
なので落ち込む必要は全くありません。過去の自分よりも伸びていればOKです。

Pythonの勉強をやめて他の分野で頑張るのもありですね。
Pythonで得た知識や経験が役に立つ部分もあると思います。

そしてまたPythonに興味が沸いたらもう一度挑戦してみましょう。

終わりに

「プログラミングは稼げるらしい」
という話が広がっているのか勉強する人が増えてきました。同時に短期では成果が出ないことに気づき挫折している人もたくさん出ています。

Pythonの挫折を乗り越える方法として以下の方法を紹介しました。

・1年先を見て勉強する
・最初は勉強ではなく遊ぶ
・1日10分から始める
・人と比較しない
・お金以外の目標を作る
・最初から完璧を求めない
・目標を決める

Pythonに限らずプログラミングスキルが身につくまでは非常に時間がかかります。
長期的に考えて最初は遊びながら学ぶくらいの気持ちで始めるのがおすすめです。

挫折することもあるかもしれませんが、まあ、Pythonができなくたって生きていけます。
「何年か先に何かの役に立てばいいなあ」くらいの気持ちで何度も挫折しつつ気長に勉強しましょう。

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