こんにちは、みやびのです。
ITエンジニアを10年ほど勤めてきました。
今回は、「ITエンジニアとして最初の実績を作る方法」というテーマでお話します。
ITエンジニアに目指す上で最も重要なものがいかに最初の実績を作るかです。
実績が何もない状態だと仕事を発注してもらえる可能性も低くなりますし、単価の交渉も難しくなります。
逆に実績があればその後の仕事も受注しやすくなります。
まずは1つずつ小さな実績を積み上げていきましょう。
ただし、実績と実力は別物です。
実績を積んだからといって必ずしも実力がつくわけではありません。
実績に見合った実力を伸ばすことも心がけるようにしましょう。
※以前は本記事で「実績で実力がわかる」というようなことを書いていましたが、「実績=実力」という誤解を生みそうなので削除しました。
Table of Contents
ITエンジニアとして最初の実績を作る4つの方法
・IT企業に就職する
・副業から始める
・アプリを作る
・ブログで技術記事を書く
本格的にITエンジニアとして活動しないならIT企業に就職することが最もおすすめな方法です。
よりリスクを減らしたいなら副業やアプリ制作・ブログなどから始めましょう。
IT企業に就職する
最も簡単な方法がIT企業に就職してしまうことです。
ITエンジニアとして実績を積めることに加えて、プログラミングを勉強しなければならない環境に身をおけるのでスキルも伸ばせます。
プログラミングだけではなく「プロジェクト管理」や「システムの開発工程」などプログラミング開発に必要な様々な知識やノウハウを学ぶことが可能です。
IT企業ではITエンジニアとして活動するための多くの知識を得ることができます。
20代であれば未経験であっても雇ってもらえる可能性はありますが、30代以上だと未経験で就職するのは難しいです。
なので30代以上の場合はいきなりITエンジニアになるのではなく、まずは現職のままIT企業に転職しましょう。
関連記事>>未経験者からITエンジニアになる時に勉強すべきことは?プログラミングではありません
副業から始める
いきなり転職したりするのは難しいという方も多いと思います。
転職が難しい方は副業から始めましょう。
副業であれば失敗しても本業の収入があるのでリスクはかなり低くできます。
いきなり企業へ営業するのは難しいので、クラウドソーシングを活用したり友人や親せきから仕事を受注したりするのがおすすめです。
最初の仕事は無料または安い料金で請け負いましょう。実績もない人間が高単価で受注するのは無理があります。
慣れてきたら徐々に単価を上げていきましょう。
アプリを作る
自作のアプリを作って公開する方法もあります。
自分の実力をストレートに示すことができるのでプログラミングの勉強がある程度進んでいるという方は挑戦するのもありです。
最初は簡単なものでも問題ありませんが、勉強した成果を見せるためにも定期的にアップデートしましょう。
ポートフォリオとしてだけ公開するのもありですが、できればWebサービスとして公開したりストアに出品したりした方がよいです。
ユーザーからのフィードバックがあれば非常に勉強になります。
実績を示す方法としてはかなり有効な方法ですが、簡単なアプリであっても作るのに時間がかかるのが難点です。
ブログで技術記事を書く
実績を作る方法は仕事をしたりアプリを作るだけではありません。
ブログなどで技術的な情報を発信する方法もあります。
当ブログも技術的な情報を発信しているブログです。
技術記事を書き続けていれば読者も増えていき、読者の中から仕事をしてくれる人も出てきます。
ブログだけでなくTwitterやFacebookなどのSNSを活用するのもありです。
ただし、この方法は非常に時間がかかります。
当ブログの場合最初の問い合わせがあるまで1年以上かかりました。また、確実に問い合わせが来るかもわかりません。
なので他の方法も併用しつつ気長にやりましょう。
ITエンジニアに実績が重要となる理由
・実績がない人は誰も雇いたいと思わない
・実績は自信になる
・決断する時の判断材料になる
※以前は本記事で「実績で実力がわかる」というようなことを書いていましたが、「実績=実力」という誤解を生みそうなので削除しました。
実績がない人は誰も雇いたいと思わない
実績がない人を企業は雇いたと思いません。
雇う側の立場になればわかりますが、重要な仕事を実績も何もない人間に任せるのはリスクが高過ぎます。
「途中で仕事を投げ出すのではないか」
「納期に間に合わないのではないか」
などなど、不安要素は尽きません。
実際、途中で投げ出すならまだマシな方で音信不通となってしまうケースもあるようです。
もちろん最後までやり遂げる方が大半だと思いますが、「実績0ということは信用も0」ということを理解しておきましょう。
実績は自信になる
実績が少ないうちは成功体験も少ないので仕事に自信を持つのが難しいです。
結果、営業も自信がなくなってしまうので受注にもつながりにくくなります。
自信過剰になり過ぎるのも問題ですが、自分に全く自信を持てないにも問題です。
実績を見直せば「自分がどれだけのことをやってきたのか」ということが数値として見えるので、自信につながります。
自信をつけるためにも実績が積みあがってきたら定期的に見直すことが大切です。
決断する時の判断材料になる
実績をまとめると大まかな現在のスキル習得状況がわかります。
もちろん「長くやっているから必ずしも高くなる」というわけではありませんが、「長くやっているものほど経験が溜まっている」、「大きな成果を出せたものは得意分野」と判断することが可能です。
ただし、実績は飽くまで判断材料の1つです。
実績だけで判断せずに他の要素も考えるようにしましょう。
終わりに
今回は「最初の実績を作る方法」というテーマで以下の4点について紹介しました。
・IT企業に就職する
・副業から始める
・アプリを作る
・ブログで技術記事を書く
ITエンジニアに限った話ではありませんが、実績がなければなかなか仕事は受注できません。
最初の実績をどう積むかが大切です。
最初の実績が最もハードルが高いですが、1つ実績を作ってしまえば次の仕事も取りやすくなります。
まずは友人から無料で請け負うでもいいですし、簡単な作業でもOKです。
1つ小さな実績を作りましょう。
ただし、実績と実力は別物です。
実績を積んだからといって必ずしも実力がつくわけではありません。
実績に見合った実力を伸ばすことも心がけるようにしましょう。
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